2011年の映画

今年は一度も映画館へ行きませんでした。新作は全部DVDかネット配信で観ました。一番印象に残っている作品はなんだろう、と考えた結果『ソーシャルネットワーク』が残りました。ネット企業の創業物語。そこに描かれた世界に親近感を持ったということはもちろんあると思います。でも、それだけじゃなくて、映画のなかのいろいろなシーンが頭に浮かぶんですね。主人公が大学の敷地を走るシーンとか。そういや監督は誰だったっけ? と思い調べたらデヴィッド・フィンチャーでした。
この人の映画(Wikipediaに載っているもの)のリストを改めて確認すると、全部観てるし、全部印象に残ってます(『ドラゴン・タトゥーの女』は2月封切りですな)。ソーシャル・ネットワークがツボにハマッたのもそれでなんとなく納得。自分的にハズレのない監督は、この人のほかにジャンピエール・ジュネ、リドリー・スコットをあげることができますが、全員エイリアン・シリーズの監督ですな。ちなみにAlien2はジェームズ・キャメロンで、この人だけなんだかちょっと違う感じがします。

Zキーはそこじゃない

エレコムのiPhone用BluetoothキーボードTK-FBM023EBK。1900円という安さにつられて購入。家に帰ってちょっと使ってみて異変に気づき、愕然。Zキーの段が全部右に1キー分ずれてるの。打てない! ZはAとSの下でしょう! SとDの下はXでしょう! まったく使い物になりません。わずか1文字のズレでここまでダメなものになってしまうのか、という驚きすらありました。

左シフトキーをはずして見ると、ちゃんとZキー本来の位置にスイッチがあったので、もともとは正常な設計だったんでしょうな。だけど、どこかで行き違いが生じてこういう製品になってしまった、と。残念です。キーボード購入時のチェックポイントはたくさんあって、けっこう面倒な作業だったりするのですが、今後はさらに注意深く配列を確認する必要があると肝に銘じました。

ハードウェアメーカーは儲かる

本田雅一さんのコラム『Androidで誰がもうかるのか?』がよく読まれているようです。ボクは2度読みました。問われていることは、「オープンソースでどう儲けるのか?」と言い直せるかも、と思いました。
いま読み終えたのは、その前の回の記事。『“Appleのモノづくり”から足元を見つめ直す』。ハードウェアを作って儲ける方法についてまとめられたエッセイと捉えました。「ハードウェアメーカーはもうかる!」という節にその条件が一言で記されています。「たくさん同じモノを作り、たくさん販売する」。それってパンでも下着でもみんな同じなわけですが、この記事ではアップル社の方法がジョブズの言行を通して説明されていて、スッキリ頭に入ってきます。

上記のふたつの記事を読んで思い出したのが、先日のArduinoチームのプレゼンにおける「次の18か月で100万セットの出荷を見込んでいる」という発言。単価の低い製品ですが、100万個ともなるとそれなりの売り上げ規模ですよね。Arduino Unoという単一の製品を中心に考えていると思います。オープンソースハードウェアです。結びつけて考えるといろいろ頭に浮かんできます。もやもやしてますが。

邂逅

押し入れのカバンを整理していたら、コロンとiPod Shuffleが出てきました。ずいぶん使っていなかったショルダーバッグのポケットに入っていたらしい。以前探したけど見つからず諦めていたものです。儲けた気分。少し早いお年玉、あるいは、少し遅いクリスマスプレゼントと思うことにしました。ありがとう!

備えあれば

2012年に備えて日経BPの電子書籍『山寨革命』を読んでます。内容は面白いんですが、PDF版のレイアウトが悲惨です。どうして行間がこんなにあいてるのですか〜、とか。Good Readerで最大限のカスタマイズをしました。もうデザインを気にするのはやめて、内容に集中して、2012年に備えないと……。

遅ればせながら、Arduino1.0のリリースノートを訳しました(arduino wiki)。早く追いついて2012年に備えないと……。

クリスマスカウントダウン

引きこもってます。楽しみはAngry Birds Seasonsのクリスマスカウントダウン。12月1日から25日まで、毎日1ステージずつ公開されるんです。もうすぐ最終ステージがリリースされるはず。

WordPressスーパーカスタマイズ』という本を読んでました。いきなりPHPコードを書き直すような野蛮なカスタマイズはしたことがあるものの、一般的な知識に欠けている気がしたので、おさらいの意味で。そういう用途では便利な本だと思います(CSSやPHPコードにタッチするカスタマイズの話はほとんど書いてありません)。とくにソーシャル系のプラグインの話を読んで、概観が掴めた感じ。