2014/11/28

声で返信

category ウオッチ by 船田戦闘機

ブルルっ。SW3にLINEの着信通知が届きました。スワイプ(ドラッグ?)すると本文が表示され、さらにそれをスワイプすると返信モードへ。次の画面では、声で返事を入力することができます。今日はじめて、この流れを体験しました。

それからアラームを声で設定できるのは便利。ただし、SW3にはスピーカがなく、振動だけで知らせようとするので目覚まし時計に使うのは不安。起きれなさそう。

全体的にだいぶ慣れてきた気はするものの、依然として、もっと小さかったら(縦方向がもっと詰まってたら)良かったのになー、と繰り返し思ってます。

2014/11/27

Google Keep

category ウオッチ by 船田戦闘機

P_20141127_013321ずっと腕時計にしゃべりかけてます。Google Keepは面白い。自分の声がテキストになって、スマホとサーバーにメモとして記憶されちゃう。かなり滑らか。

使い方は簡単。スマートウオッチを4回タップ(起動→Google音声認識→メニュー→メモ)したら、滑舌よくメッセージを話すだけ。少しタイムラグがあるけど、スマホとサーバーの同期が済むとブラウザで見ているGoogle Keepのページにも現れます。

1回もタップせずに同じことをしたいときは、まず腕をクイッと動かして時計を起動し、「OK Google」「メモを取る」と唱えます。まだこの方法だとうまくいかないときがあるので練習中。

スマートウオッチ上でメモを読むことも可能。ただし、SW3では、メニューの深いところへ入っていかないと起動できない。これはもうしょうがないのかにゃー? カスタマイズの余地があるのを見落としてるのかにゃー? (世界ネコ歩きを見た直後なのでネコ語尾になりやすい)

すでに1度充電をしました。やはり、キャップをハズしてUSBケーブルを挿すのは面倒。ワイアレス充電か、せめてクレイドルは欲しいですにゃ。充電時間は短いです。

2014/11/26

SONY SmartWatch3

category ウオッチ by 船田戦闘機

sw31SONYのSmartWatch3が届きました。第一印象は「黒い」。第2印象は「Dバックルがカッコイイ」。でも、デフォルトのストラップは自分の細い腕には合わない感じ。隙間ができちゃって落ち着かないです。ケースの上下幅が狭くてラグが下がってる時計じゃないと我が腕にはフィットしないのでこれはしょうがないですな(ZenWatchのほうが良かったか……)。試着せずに新しい腕時計を選ぶのって無茶なのかも。別のストラップが出るのを待ちます。

ここからはAndroid Wearの話になると思いますけど、数時間着けて過ごした感想は、けっこうネガティブ。音声インタフェイスに頼りすぎ。使いたい機能へサクッと行けない。騒々しい地下鉄のなかで特定の機能を呼びだすにはどうすればいいんでしょう? 延々スワイプ? 狭い画面でのタッチ操作は快適とはいえません。単体での操作性を確保するには、やっぱりタッチ以外の指UIと一覧型のランチャーが必要なんじゃないですかね。それとも、あくまでもメインはスマホで、そのフロントエンドに徹するという思想なのかな。どう捉えればいいのかを自分が分かってないだけ、という可能性もあります。あるいは他のAndroid Wearデバイスだと違うのかな……。

まだデフォルトのアプリしか入ってなくて、通知とナビくらいしか使ってません。どちらも使いやすいとは思えなくて、当てにする気は起きませんでした。今後アプリをいろいろ入れて、ひとつひとつ試していけばナイスな使い道がきっと見つかる、とは思ってます。なければ作るとか。ポテンシャルはあるはず。

SW3を着けて半日歩き回った結果(あいにくの雨模様で防水試験になってしまった)、カシオの人が言っていた「スマートウオッチはユニフォーム」という話の納得度が増しました。たしか村上福之さんがAndroid Wearを使った感想として「B2B分野で可能性があるのでは」と書いていたと思うのですが、近いことを言っているのかな。汎用性よりもピンポイントにアプリの作り込みをしてその専用デバイスとして使うなら、すぐ活路が見いだせるのかもしれません。

それでは、ずっと考えてる「ハード・ラグジュアリーとしてのスマートウオッチはアリなのかナシなのか」という課題についてはどうでしょね。SW3をちょっと使っただけではアリ方向にもナシ方向にも変化しなかったです。この点については、Apple Watchの登場を待つしかないですかね。

2014/11/21

日本の腕時計メーカー

category ウオッチ by 船田戦闘機

昨日取り上げた本の話の続きです。233ページに、時計製造グループの世界シェアランキング(2012年版)があって、1位はスウォッチグループ、2位はカルティエ擁するリシュモン、3位がロレックスとなってます。このスイス勢3グループだけで市場シェアは45.8%。ほぼ半分。それに対して、我らがシチズン、セイコーはどうかというと、それぞれ6位と7位で、シェアは合計して7.3%。だいぶ差がありますな。

シチズンとセイコーはこの事態にどう対応しているのでしょうか。ここからはつらつら思ったことを書きますよ。まず、両社ともエレクトロニクスや精密機械の分野で事業の多角化ができているので、スイス勢のように全生命が時計の売れ行きにかかっているという状況ではないと思います。だから、じっくり対処しているのかもしれません。そして、なぜ時計を作るのか、という根本的な意味を整理している過程なんじゃないですかね。

セイコーのクレドールを見ると人の手から生まれる「技」へのこだわりが見て取れます。技術は十分だから、少し立ち返って技を見直してるって感じでしょうか。シチズンはもう少しアート寄りかな。カンパノラシリーズからは時計をメディアとするメディアアート的な香りがします。ちょうど今、シチズンがミラノサローネで展示したインスタレーションが青山で凱旋展示されてますけど、それを見て、技術的な価値を非技術的に伝えようとする取り組みと捉えました。

スイスブランドがよくやるような、過去のデザインアーカイブを再利用して、そこにレジェンドを付け加えるマーケティング手法ではなく、正面からアイデンティティーを作りにいってる印象。両社とも60年代以前のデザインを再利用する手法はもっとやっていいんじゃないかとも思うんですが、その方向ではスイス勢には勝てない気がするので、正攻法がいいんでしょうね。あ、セイコーのジウジアーロ復刻モデルは欲しいです。このくらいの再利用が適切なのかも。

両社ともスイスブランドの手法や資源を無視してるわけじゃないと思います。シチズンはLa Joux-Perretを買収して、スイス流の機械式ムーブメントを利用できる体制を作りました。セイコーはニューヨーク・マディソン街に旗艦店を作ったり、ブランドアンバサダーにジョコビッチを起用したりと(最近対戦相手として注目される錦織選手がタグホイヤーというのは少し皮肉だけど)、スイスブランドの常套的マーケティング手法も使ってますね。取り入れられるところは取り入れて、従来のビジネスとマージを図ってるってことかな。

さて、スイス勢圧勝の情勢下で日本勢はじっくりブランド再構築を図っている過程、という状況分析がOKとすると、この先潮目が変わる日は来るのでしょうか? という問いかけに脳内問答は進んでいくわけです。ここで本当なら「スマートウオッチで大きく変わります!」と言いたいところなんですけど、そこまでスパッとは言い切れないというか「見えたぞ!」って感じはないです。

なんだかんだで、Apple Watchは短期間のうちにiPhone6ユーザーの15%くらいが持つようになるんじゃないかと思ってます。そうすると1000万台は超えますよね? Android Wearも同程度までいくんじゃないかな。根拠のない予想ですけど、そんな気がします。あ、今日、SONY SmartWatch3を注文しました。Zenfoneを買ったときにZenwatchも一緒に注文しようかと考えたんですけど、SW3のほうが良いと判断しました。その理由は……この話題はまた今度にしましょうね。話を戻すと、Apple WatchとAndroid Wearが2000万台くらい市場に出ると、そこに新しいマーケットが生じると思います。ただ、それが既存の時計マーケットとどう関係するかは想像しにくいですな。腕時計の生産数って日本だけでも年間6000万個、中国は月に1000万個作ってるらしいです。スイスは高単価路線だから個数は少ないけど、それでも年間3000万個くらい。つまりスマートウオッチとは桁が違う。今まで時計を作ったり売ったりしてた人たちからするとスマートウオッチは小さい世界。カシオの人がApple Watchについて言及してるインタビューがあって、やはりスマートウオッチと腕時計のマーケットは当面混じり合わないという読みでした。発売までにAppleが「なにかすごいものを用意してくるかもしれないから分からないけど」と不安げな(?)様子も見られたりしますが……。

例によって結論には到達せずつらつら書いてますけども、すごく長くなっちゃったので、今日はこのあたりでおしまいにします。そういや、日本勢としてシチズンとセイコーにしか触れませんでしたね。カシオもシェア2.1%の9位で大事なプレイヤーです。ワタクシだって、機械式がないからとカシオの時計を無視してるわけじゃありません。G-Shock、G-Shock mini、Babe Gと3系統を使いくらべたりしてます。そして究極の腕時計はカシオの1000円デジタルだと思ってます。ある意味、カシオ計算機という会社が腕時計の世界の終末を作りだし、その結果、カシオを含む全員が存在価値の再構築を余儀なくされたと見ることもできますよね。いや、言い過ぎかも。ぐふふ。続きはまたこんど。

2014/11/20

非技術的イノベーション

category ウオッチ by 船田戦闘機

「機械式時計」という名のラグジュアリー戦略』という本を読みました。知りたいと思っていたことが、驚くほどたくさん書かれていた。オメガを筆頭とするスウォッチグループが90年代から現在にかけて「ライバルの日本企業が頑固に技術革新競争を続ける一方、技術分野における根本的なイノベーションを導入することなく、世界有数の時計製造グループとしての地位を確立した」過程が細かく説明されています。

著者はラ・ショード・フォン(時計産業の都市として世界遺産)の出身。ただし、いまは京都大学で経済史を研究しているらしい。古い時計をいっぱい持っているのだろうか……、実家が時計工房だったり……とか、読後もいろいろ想像しちゃってます。

「機械式時計」という名のラグジュアリー戦略

船田戦闘機日誌 (C)2007-2014 by Takumi Funada