あなたの趣味はなんですか?

「あなたの趣味はなんですか?」なんて質問、最近は全然されませんけど、自分では考えます。昔は、サイクリングとか料理と答えてました。わかりやすいし普通でしょ。もちろん、好きなことは好きなんです。でも、趣味というよりは習慣みたいなもの。そして手段です。気軽で健康的な移動手段であり、自分の好きなものを好きなだけ食べる手段。
 小生の本当の趣味は、コンピュータいじりなのです。コンピュータは仕事や生活の手段でもありますが、仕事には使いそうもないコンピュータを無目的にいじっている時間も長い。手段ではなくそれ自体が目的。コンピュータを買ったり、設定したり、分解したり、修理したり、磨いたり、綺麗に梱包して箱に仕舞ったり、予備の部品を買い揃えたりすることが、趣味なんです。
 あまりに目的がないとツライ時もあるので、コンピュータを使う口実として、なにか用途を設けることはあります。ゲームは一番いい。文章を書いたり、絵を書いたり、楽器ソフトで音を出したりするのもいいですね。特定のコンピュータがぴったり入る鞄を入手してスタバへ持って行き、おもむろに鞄から出して起動しながら珈琲を飲んだりするのもいい。メルカリで売りにだすのも、コンピュータいじりの一部と言えましょう。
「わたくしの趣味はコンピュータです。コンピュータをいじることが趣味であり、それを生活の中心にしたいと常に考えています」と言い切りたい。変な顔をされるかもしれないし、誤解される可能性も高いけど、もういいんです。わからなければわからないでいい。自分でも「それって趣味?」という疑問はあります。楽しみのために追求する事が趣味だとするなら、その対象はコンピュータをおいてほかにないのです。
 写真は最近買った2017年モデルのレッツノート。貴重なUSキーボード搭載モデルです。すごく綺麗でしょ。バッテリー充放電回数がゼロだった。どこかに死蔵されていたと思われます。今は古いデバイスドライバーをひとつひとつ導入して工場出荷状態に戻してます。これがわたくしの趣味の時間。

 

ジェスチャー電卓

最近出会って、感心したのがこのアプリ。”RPNmate”というiOS用逆ポーランド記法電卓です。ひと目見てわかるとおり、キーが少ない。使おうとすると、まずENTERキーがないことに戸惑うと思います。最初の数字をどうやって置けばいいの? スワイプでスタックを操作するんですね。上向きスワイプがENTERと同じ働き。下向きならR↓。横方向はアンドゥー、リドゥーですな。美しい。自分的には%キーより、y^xキーが欲しかったけど、思いついた残念ポイントはそのくらい。メインの電卓アプリをこれに変更しました。

ノートパソコンの完成形

あたらしいMacBookを買いました。悩みに悩んで、結局、MacBook Pro 13インチ Early 2015という型落ち製品。ビックカメラにUSキーボードモデルの在庫があると知って、即注文。いまはそれで書いてます。いやー、型落ちでも新しいマシンはいいですな。

ビックカメラはアップル製品が充実している、ということに最近気がつきました。「お気に入りのApple製品を探そう」というページがすごくて、旧モデルが安くなっていたり、USキーボードがひととおり揃っていたりする。これまでずっと現行モデルをアップルストアから定価で買ってましたが、今後はもうビックしかないんでは、という感じです。

2015年モデルにした理由は下記のとおり。

・出先でUSBやSDカードを使うことが多い
・従来型キーボードのほうが違和感なく即適応可
・少し安い
・2015年モデルは貴重(次の機会はなさそう)

2015年頃のMacBook ProとAirが、ノートパソコンというフォーマットの完成形ではないか、と思っております。アップル社は次の形を模索してるようですが、今のところうまくいっているようには思えないなー。まあ、まだわかりませんけどね。期待はしているんです。しばらくは旧機種を大事につかいながらお手並み拝見。

普通のWindowsノート

Windowsノートを買いました。日本で英語キーボード搭載機を探すのはあきらめ、Amazon.comからAcer Aspire F15というデカくて安いやつを個人輸入。注文から中3日で届いた。GPU搭載、メモリ8GB、ハードディスク1TBのモデルが送料込みで6万円ほど。通関費用の清算がまだですが、それを入れても6万円台前半でしょう。予想通り技適マークありました。

いま、SSDへの換装を終えたところです。HDのまま使ってみようかな、と思っていたんですけど、無理でした。全面SSD化してからだいぶ経っていて、もう戻れないということを確認。UEFIとかいうブートの仕組みがよくわかってなくて、何度かやりなおすことになったけど、ちゃんと説明を読んでからEaseUs ToDo Backupを使ったらすぐできました。勘だけでやっちゃダメね。

このマシンを使って、MacBookではできないことをやろうと思ってます。まずSteamを入れました。Processsingを「グラフィクスプロセッサあり」で実行したり(今のところIntel統合GPUのほうが速いという結果が出てますけども)。テンキーがあるので会計ソフトにも良さそうですが、帳簿代わりにしている初代Surface Proが快調な間は使い分けることにしますかね。

モヤモヤ感

普段、RasPiは買ったままの基板剥き出し状態で使ってます。でも、Pi3は少し高いし、発熱量も大きいらしいので、保護板と放熱器を装着しました。剥き出しも格好いいけど、こういう格好良さもありますな。

自分がRasPiを使うときは「強力なArduino」みたいに捉えてます。だからいつもヘッドレス。ディスプレイと入力デバイスを繋いでパソコンとして使うことは滅多にないです。自分には必要ないからやらないってだけですけど、気になるのは、パソコンとしてRasPiを提供された児童や学生や教員や研修中の初心者が、Raspbianの画面に向かったとき、なにを感じるんだろう、ということです。自由で楽しい空間と捉えるか、制約だらけの貧弱な環境と捉えるか。スマホと比べるのか、テレビと比べるのか。これを21世紀のパソコンとして提供しちゃっていいの? というモヤモヤ感はありますね。

今年は日本でRasPiが一層存在感を増していく予感がします。ワタクシの習性として、モヤモヤ感のあるものがポピュラーになっていくと、それに対してアンチな自分がムクムクと頭をもたげてきちゃうことがあるんですよ。RasPiについては、そうならないようにしたいなー、と思ってます。素晴らしいコンピュータであるのは間違いないので。

結局Boot Camp

開発用にWindowsマシンが欲しくていろいろ検討したんです。でも、買いたくなるのがなかった。DELLの”Latitude 14 Rugged Extreme“なんかはイイな、と思ったんですが、値段が表示されないので、「きっと軍とかNASAとかしか買えないんだろうな」と思って諦めました。

諦めて、備蓄していたMac MiniでBoot Campする作戦に変更。噂では、Windows10のイメージをダウンロードして、インストールの途中でWindows7以降のプロダクトキーを入れてやれば使えるらしい。ちょうど7のライセンスが1本余ってました。MacOSXのユーティリティであるBoot Campアシスタントの指示どおりに操作していくと、とてもカンタンにインストールできました。アクティベーションも問題なさげ。費用ゼロでそこそこ快適なWindows10マシンが手に入っちゃった(Windows10無償バージョンアップは2016年7月28日までです)。FPGAの開発ツールをインストールしていろいろ実験してます。このために、まっさらなWindows環境が欲しかったのです。