寿司サーキット

身の回りのものをタッチセンサに変えて遊べるArduino互換ボード Makey Makey を注文しました。デモ動画がサイコーなんです。考案者はDrawdioの人。製造はSparkfun。届くのはまだ少し先でしょうが、楽しみです。Kickstarterのほうはあと2日で締め切りですな。
さきほど、開発者からお知らせメールが届きました。BBCで紹介されたらしいのですが、その記事の要約。こむぎ粘土 Play Doh を使う子供向け電子回路遊びを提唱しているAnnMarie ThomasさんもMakey Makeyがお気に入りのようです。AnnMarieさんのアイデアは、こむぎ粘土に塩または砂糖をまぜて抵抗値の大きく異なる2種類の粘土を作り、それを組み合わせることで、簡単な電子回路を作れるようにするというもの。TED Talkにプレゼンがあがってます(Hands-on science with squishy circuits)。粘土にLEDやモーターをぷすぷす刺して寿司サーキットとか言ってる。面白い。幼児じゃなくても、やりたくなります。

ユニバーサル基板

ブレッドボード上に回路を組んで、うまく動くことがわかった後、「この回路はこれからもしばしば使うであろう」と思ったときは、ユニバーサル基板に移植します。そのとき使うのはサンハヤトのICB-86が多いですな。100円で買えて使いやすい。最近は、ブレッドボードと同じパターンの基板も入手可能ですが、ICB-86のほうが少しのアレンジでコンパクトにまとまる気がします。

この写真は、弊社の記事で紹介したJJY受信ユニットをICB-86上に移植したもの。これで持ち運べるようになりました。@logic_starさんに教えてもらった、いじりがいのあるおもしろい回路です。

工房問題

まず工作をして、試作品を作り上げないと始まらない案件がいくつもあります。締め切りもある。作るのは楽しいし好きですが、取りかかるまでは気が重かったりもします。その原因は、おもにスペースの問題。つまり、机を片付けて、部品と工具と測定器を並べるのが面倒なんですな。サクッと取りかかれないのがストレス。工作の途中で別の用事が発生したら、いったん片付けないといけないかも。空間に余裕がないことからくる無駄な手間。そういう状況を想像するとさらに面倒な気分に。
工作のためのスペースがあって、いつでもすぐ作業に取りかかれて、別の用事のために途中で片付ける必要もない……というのが理想ですな。ていうか、そうじゃないと、効率と意欲の両面で頭打ちなんじゃないだろか、と思うことたびたびな昨今であります。ガレージが必要ってことかな。

WiFi Analyzer

今いる場所の無線LANの状況を視覚的に確認したいとき、どんなツールを使ってますか? ワタクシが最近使い始めたのが、Android用のWiFi Analyzerというアプリ。チャネルの被り具合をスペアナ風の表示で示してくれます。位置を変えると、ほぼリアルタイムにグラフがぐいーんと変化する様が面白い。信号強度の時間変化を見ることもできます。分かりやすくシンプルなデザインのおかげで使っていて楽しいツールです。

波形発生器

JYE Techの新製品が届きました。(ドラえもんの声で)「miniDDSキット~!」。はい、そう、ファンクションジェネレータですな。正弦波なら200KHzまで出力できます。写真はツマミと台座を取り付けて、動作チェックをはじめたところ。あ、キットと書きましたが、今回は完成版を買いました。値段は40ドル台でした。近いうちに他のショップでも取り扱いが始まることでしょう。

天気しだい

気候が良いので電子工作欲が昂進中。先日、部屋の一部を模様替えして工作スペースの増設と部品箱へのアクセス性向上を図った成果が出て、生産性もアップ。毎晩何かしら作ってます。
さきほどSeeed Studioから新しい部品が届きました。今宵はそれを試してみよう。ケーブルをプチプチつなぐだけでArduinoを中心とする回路が作れるGroveというキットです。重箱的なケースに入っていて楽しい感じ(下の写真は少しいじった後で、標準の構成とはちょっと違ってます)。
スペース増設により、MacBookを同時に運用できるようになったので、プログラミング方面の試したかったこともやりやすい環境に。暑くなるまでが勝負です。