今日もライフゲイム

Arduinoをいじっています。さっき試したのはeBayで買ったDE-DP016というマトリクスLEDモジュール。たしか香港からの送料込みで2000円未満でした。16×24のLEDをシリアルで制御できます。Arduino Forumで検索すると使っている人がけっこういて、スケッチもいくつか見つかります。写真はライフゲイムで動作を確認しているところ。次はカメラモジュールをテストしよう。買ってそのままにしていた部品を動作チェックしたいわけです。

ドングルなら安いのに

電子工作プロジェクトにBluetoothを取り込みたいときはどうするのがいいんでしょう。ソフトウエア的にラクなのは、シリアル接続のモジュールを使う方法ですが、技適を通過している製品はあまりなく、値段もちょっと高めです。量販店で売っている数百円のドングルが使えたらコスト的にはだいぶ有利。mbedの場合、Peter Barrettさんが作ったBlueUSBというライブラリがあって、ドングル経由でワイアレスキーボードやWiiリモコンを簡単に接続することができます。いま、それを試していたところなんですが、たしかに感動するくらい簡単でした。ただ、途中で気づいたんですけど、ワタクシはクライアントが作りたかったんですね。どうやらBlueUSBはホスト専用のライブラリみたい。もうちょっと調べてみます。

Make日本版のvol.11が出ました。特集は「DIY SPACE」。宇宙です!

Make: Technology on Your Time Volume 11

古いリレー

リレー道具箱を漁っていたら、古いオムロンのリレーとソケットが出てきた。たぶん、10年以上前に、なにかの展示物で使うために買ったもの。当時はマイコンが苦手だったので、なんでもパソコンでコントロールしてました。モデムの電話回線端子にリレーをつなぎATコマンドで照明を制御したりとか。いらないモデムとパソコンはゴロゴロしていたので安上がりでした。この立派なリレーもそんな用途で買った気がします。

まだ動くかな……と電池をつないでみたら、とてもいい音が響きました。軽い衝撃とともにカッチンと澄んだ音。サウンドデバイスとして活用しましょうか。

工具セットを作ろう

船田のツールセット(FTS)

秋葉原のヒロセテクニカルで工具を物色していたら、ホーザンのポーチ型ツールケースS-134が安くなってました。2000円(中には何も入っていないケースのみの商品です)。ムラムラっと来たので購入。さっそく、手持ちの工具を寄せ集めて、持ち運び用工具セットを構築してみました。

中身は次のとおり(左から):ハンダゴテ、糸ハンダ、マイナスドライバ、ビット付替式ドライバのグリップ、油性ペン、ヤスリ、ワイアストリッパ、ハンダ吸い取り線、インシュロック(小)、ドライバビット(プラス3種類、マイナス1種類、トルクス4種類)、テスタ、ニッパ、ピンセット

新しいのを買ったせいで使わなくなったものや、買ったまましまいこんであったものを集めて構成しました。普段よく使うのに欠けているのは、コテ台、コテ先クリーナ、逆作用ピンセット、(マスキング)テープといったところでしょうか。コテ台はここにピッタリ入る小さいのを自作してみるのも楽しいかも。

香港から来た”Arduino”

duemilanove from china黄色い小さな小包が届きました。送り主の住所は香港の私書箱になっています。開けてみましょう。


cha2.jpg中身はUSBケーブルとパックされた基板が1枚。”Duemilanove”というシルクが読めます。先日eBayで注文したボードが届いたみたい。送料込みで1739円でした。激安です。


Duemilanove from China
袋を開けると、見慣れたArduino Duemilanoveが出てきました。でも、じっくり見ると、おかしなところが見つかります。まず左上の角に”MADE IN ITALY”の文字がありません。電解コンデンサは100uFが2個のようです。Duemilanoveは47uFだったはず。使用部品をひとつひとつ比べると、他にも違いがあります。電源を入れたらLEDの色も違いました。

はい、すでに皆さんもお気づきのように、これは非正規品と思われます。
Arduinoチームのライセンスに関する公式見解はPolicyに記載されているとおりで、”Arduino”はトレードマークであり、製品の名称として”Arduino”を使いたい人には事前の協議を求めています。オープンソースハードウエアであっても、製品名はフリーじゃないよ、ということですね。
このニセDuemilanoveに対してあれこれ論評をするつもりはありませんけど、この値段でこれだけのクオリティのボードを作れるのであれば、自分たちの名前をつけて「超特価なArduino互換ボード」としてアピールすればたくさんの人に気持ちよく使ってもらえるんじゃないかなあ……というのが感想であります。

eBayで偶然この品を見つけたときに「たぶんデッドコピーだな」と思いました。でも、確信を得るためにはひとつ手にいれてみないといけないと思い注文しました。その結果とはいえ、こうして非正規品が手元にあると、なんとなく後ろめたい感じがしちゃいますね。使わず、ビニール袋に密閉して「証拠品」として保管しておきます。
なお、このボードの裏面は次の写真のとおりです。「イタリアの地図も印刷されているだろうか? それとも中国や香港の地図だったりして?」という疑問があったのですが、答は「裏のシルクはナシ」でした。
cha4.jpg

小分け願望

case封筒を買いにダイソーへ行ったら小分けケースの在庫が復活していた。棚にあったものは全部買い占めてきました。以前まとめ買いしたものよりも、少し小さい。そのかわり少し深い。仕切りが抜き差し可能なタイプ。
これでやっと買ったままになっていた部品を整理できます。秋月さんのように袋入りでラベルが付いている場合はそのまま保管しておいたほうが探すときにラクだったりもするのですが、かさばって居場所が圧迫されていたので(部屋の一角が秋月さんの店内みたいになってます)、やはり袋から出して整理する必要があるのでした。連休中の3時間くらいをそれに当てて没頭しよう(うふふ)。