フルーク好きですから

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最近買って良かったと思ってるもののひとつが、このテスター。Fluke 107ですな。9000円台で買えるフルーク。ずっと使っていたポケットテスターが壊れたので買ったんです。ポケットには入らないけど、やっぱりこのくらいの大きさが使いやすいですな。出先で機器の状態をチェックするために持ち歩くことも多いんですが、液晶がどこでも見やすい。バックライトもキレイ。そして、なんといってもフルークカラーのボディーがヤル気アップにつながります。鞄から出すときにヨシヨシって気分になる。付属のマグネット式スタンドは使ってません。鞄のなかで他の工具類にくっついて磁化するとイヤですからね。プローブのカバーはそのうちなくすだろうな……。

電子工作続行中

当日誌の更新が少ないのは、ずっと工作をしているからです。新しいセンサーや通信モジュールを試していると、あっという間に朝がきてしまうからです。基本的に新しいものは良いのですが、オープンソースコミュニティーで揉まれていることも重要で、そのバランスを吟味する作業ですな。RasPiを中心に据え、プログラムはまだ不慣れなPythonで書くようにしているので、そこでも時間がかかっている。でも、時間をかけただけ進歩する感じがあります。楽しいです。

電圧リファレンスで遊ぼう

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以前、武蔵野電波で測定器メーカーAgilentを取材したときに、校正用の電圧源(電圧標準器)を見せていただきました。温度管理された部屋で常に正確な10Vを出力しているサイバーな機械。それを見て「弊社にも欲しいニャ~」と思ったのですが、残念ながら誰もが持てるようなものではありません。「標準」という大きな枠組みのなかで正しく運用してこそ意味をもつシステムです。

測定器メーカーの校正室にあるようなものはムリでも、それなりに正確な電圧源を手に入れる方法はあります。たとえば精度0.05%くらいなら電圧リファレンスICと呼ばれる数百円のチップを使って簡単に作れちゃう。先ほどワタクシは、新しいテスターを手に入れたら試してみようと思って買っておいたTIのREF5020AIDを使えるようにしました。2.048Vを±0.05%の範囲で出力する8ピンのICです。データシートによると、基本となる回路はシンプル。2.7V以上の電源とコンデンサを2個繋ぐだけ。3Vのコイン電池(CR-2032)を使って小さくまとめ、FRISKケースに入れました。

できあがった回路を昨日届いたFluke 45に繋いでみると……うわ! 2.0481Vだって! 仕様から0.0001Vしかズレてません。ICの誤差をテスターの誤差が打ち消した結果かもしれませんけど、こうまでピッタリな数字が出るとスカッとしますな。

新しいテスターで自作回路を測っていると時間を忘れます。

こて先クリーナー

こて先クリーナーを新調しました。スポンジが黒ずんできちゃったので、この機会に金属タワシ型、いわゆるアフロに替えることにしたんです。
Hakkoにするかgootにするかで悩んだのですが、もしや? と思ってgootのST-40を選んで正解でした。使用中のこて台goot ST-77にピッタリ収まった。いい感じ。

Kinect特集

トランジスタ技術8月号を読んでいるところ。Kinect特集。もはや、電子部品感覚で活用するデバイスということでしょうか。Raspberry Piの記事もありますな。
Ras Piは弊社も発注済みなのですが、まだしばらく届きそうにありません。9週間後に出荷予定と書いてあったので、いったん忘れることにしました。
トランジスタ技術 2012年 08月号 [雑誌]

ADK2.0

Google I/O 2012で、Accessory Development Kit(ADK)の新しいバージョンが発表されました。オーディオ出力とBluetoothに対応していると聞いて、ついに来たか感が高まりました。ARM搭載Arduino互換ボードの情報も出てますな(Arduino Blog)。HiFiなサウンドデバイスを作れる環境が整いつつあるということでしょうか。Androidは4.1以上が必要みたいなので、まずそこから投資しないといけません。