ACアダプタの音

またしてもMacBook AirのACアダプタから異音が聞こえるようになってきました。ブラウザでスクロールしたり、アプリを切り替えたときに、カリカリっていう。最初、ディスクのアクセス音のように感じたのですが、もちろんこのマシンはSSDです。耳をすますと、ACアダプタからの音でした。CPU負荷がスパイキーに変化するとき、消費電力の急峻な変化が生じ、電源回路の部品が鳴いてカリカリ音となるのでしょうか。なんにせよ、いいことではありませんな。

減少率16%

『音楽配信、11年は16%減 スマホ向け立ち遅れ』(Nikkei)。ガラケー向けの音楽配信が1年で16%縮みました、という話ですな。近い数字を別の筋からも聞いたことがあります。あるケータイ向けのコンテンツの売り上げが17%減少したとか。スマホ対応を急がないとマズイ、という話でした。こういうスピードでマーケットが変化している、と。

Appleにとっては、すでに準備ができている変化だと思います。問題はAndroid界ですな。音楽を楽しく探して快適に聴ける環境が必要。他のコンテンツも同様でしょうな。

Makerムーブメント

Bloombergに『Makerムーブメントとベンチャーキャピタル オープンソース精神と投資家の文化的衝突』といった感じの見出しの記事があったので読んでいました。

どんな情報も公開してしまい、技術を秘密にすることで競争優位を保とうとしないオープンソースハードウエア企業は普通のベンチャーキャピタル(VC)から理解されにくい、という話。「で?」という印象だったりもする記事なんですが、データだけ拾っておきましょう。

・我らがAdafruitの昨年の売り上げは500万ドル
・昨年のDetroitとNew Yorkで行われたMaker Faireのスポンサー企業はPepsiCo、Ford、Microsoft、Microchip Technology、Texas Instrumentsなど
・Sparkfunの昨年の取引高は2000万ドル超
・Chris Anderson率いる3D Roboticsの売り上げは1000万ドルに迫っている
・ブルックリンで82人の従業員を抱えるMakerBotは過去3年間で1000万ドル相当の3Dプリンタキットを販売
・Zyngaへの出資で知られるボールダーのVC、Foundry GroupはMakerBotに1000万ドルを投資

Foundry GroupのBrad Feldは、MITのEric von Hippelに学んだ経験から、熱心なオープンソースの信奉者であり「MakerBotは3Dプリンタ市場におけるAppleやHPになりうる」と言っているらしいです。ちなみに、AdafruitはVCと組むつもりはなさそう。いろんな考え方がせめぎ合ってるのがいいですな。

Vimeoが新UI

Vimeoのユーザーインタフェイスが刷新されました。全体的に動画やサムネイルが大きく表示されるようになったのかな(もう古いデザインを忘れてしまった)。トップページの印象はYouTubeとは対照的に感じます。作品が中心のデザイン。YouTubeは前のほうが好きでした。エンベッドの仕様はこれまでと同じでしょうか。ひとつ貼ってみよう。引き続きDelafe。これはプロモーションビデオだと思います。

絶賛アカイレ中

紙の本の編集をしてます。来月2冊出ます。ここ1週間くらいはひたすら校正です。赤ペンを持って紙の束に書き込んでいく昭和なスタイルでやってます。今回は量が多いので、アカイレ用の筆記具を再検討しました。いくつか試した結果、ハイテックCコレトの2色用ボディーに0.4mmの赤と青を入れたものに落ち着きました。指示や補足に青も使うので、2色が便利。もともと液体ペンはハイテックC派なんですが(Slim Knockを備蓄してます)、コレトで赤青コンビにすると1本で済むし、2色用ボディーは全体が透明なので間違いにくいですな。3色用ボディーも試したんですが、3色目は全然使わないので2色のほうが色を選ぶとき迷わなくていいです。もう少し軸が細いと、もっといいんだけど。2本用も3本用も太さがあんまり違わない気がする。誰か3Dプリンタで最小サイズのコレト互換2色用ボディーを作ってくれないかしら。