プロペラ付きArduino

ついに登場。XGameStationでおなじみのNurve Networksから、Arduino互換のゲーム開発プラットフォーム「Chameleon AVR 8-Bit System」。
クレジットカードサイズの基板に2つのマイコン、ATmega328PとParallax Propellerが載っていて、SPIで通信します。インタフェイスはNTSC/PAL、VGA、PS/2。メモリは1MBのFLASHと64KBのEEPROMがオンボード。ATmega328にはArduino bootloaderが焼かれた状態で出荷されます。基板の写真を見ると、FT232RLとUSBコネクタもありますね。蛇の目基板エリアもあって拡張しやすそう。
先行販売価格は$59.95ですか。本日の為替で5380円ですな。マイコンボード2枚分だと思えば納得価格です。そういえば、Chumby Oneの$99.95もけっこうグッときました。本日の為替で8975円。

部品・愛

BAT43ショットキバリアダイオード。青いガラスパッケージ。かわいい。世界がいろいろな色のガラスパッケージのショットキバリアダイオードで埋め尽くされてしまえばいいのに、と思う。

カナダから

Wiseduino

カナダから到着した新しいArduino互換機「Wiseduino」。基板をみるとボタン電池に目がとまると思います。バッテリバックアップされたReal Time Clock IC (DS1307)が載っています。時計やロガーを作るのに適した構成ですな。電池スナップが付属してましたが、電圧レギュレータは搭載していないのでうっかり9Vを接続してしまうとまずそうです。
本来はキットなんですけど、部品の調達が間に合わないらしく、注文後に「ぼくが組み立てたものが1個残っていて、それならすぐ送れるんだけどどうする?」というメールが来ました。封筒の宛名は全部手書きでした。こういうメーカーさんが世界中にたくさんいるところがArduino界の楽しいところです。

カナダからの動画を貼っておきましょう。フラフープを回しながらウクレレを弾いてボブ・マーレイを歌っている女子の映像。盛り上がってます。

物欲刺激マガジン

BOOKS

秋葉原で部品を買い、書泉で本を買う。その足でスタバへ行って、部品と本を眺める。毎日、そんなことだけして暮らしていたいワタクシです。
無線と実験 2009年10月号』の特集は「ヘッドフォン再生を極める」。普段は立ち読みで済ませてしまう雑誌なんですが、いくつか気になる記事があったので買いました。読んでいたらいきなりベイヤーのDT880E/600が欲しくなった。インピーダンスが600Ωなんですね。いま使ってるAKG K240 Monitorがボロくなってきてるので、刷新したいのです。製作記事として秋月のヘッドフォンアンプキットが紹介されてました。お店で見たら、思っていたより小さくてグッときました。秋月のマーケティング能力はすごいですな。

100K

アート・インスタレーションの裏にArduinoあり、どんどん広がってます、というような話(London Evening Standard)。tinker.itの人によると、世界で10万枚のArduinoが販売されたとのこと。互換機や自作機もあるので正確な数はわかりません、とも。Diecimila(1万台)のとき、「大台」という感覚があったんですが、もしかすると本当の大台はさらに先なのかもね。
ちなみにワタクシのArduinoのバグはまだ取れていません。見なかったことにしようかな……とか。