鉛筆削り師

日本の鉛筆は削られていない状態で売られているのが普通。一方、ステッドラーやファーバーカステルは削った状態で売るのが普通らしい。ただし、ステッドラーも日本仕様のものは削られていない。鉛筆は削られていない状態で買いたいが、他人が削ったものを見るのも好きだ。

鉛筆を小刀で削りながら、これを仕事にしている人はいるのだろうか、と考えたことがある。そして、今日、そういう人がいることを知った。上の動画に出てくるDavid Reesがその人。「顧客の鉛筆を削って生計を立てている」という。観ると感じるはずだが、どこまでホンキかは分からない。削るのはHBの鉛筆だけで、注文主に発送するときは削りカスも同梱する。イベントに呼ばれて削ることもあるという。たまに、客が怒り出すことがあるらしい。商売としてやったことがあるのは本当だろう。

vimeoには本人が解説するプロモーションビデオ的な動画があって、映像も編集もハイクオリティー。再生回数は60万回を超えている。

これを観るとナンセンス系のコメディーにも見えてくるが、もともとプロの風刺漫画家だったということなので、ナンセンス要素も仕事の一要素なのかもしれない。どちらの動画も少し長いため、忙しいときに見るのはやめた方がいいだろう(イライラしそう)。ちょっと虚無主義に浸食されている精神状態の夜に見るなら面白いかもしれない。

サリサリ

特徴的な筆記体。ラミーの万年筆でサリサリと小気味よい音をたてながら書いている。こういう動画を見ると、自分でも書いてみたくなりますな。最近は、ペンを増やすのは我慢して、紙を買ってます。ペンより重いしかさばる。どんどん使わなくっちゃ。

エクス・マキナ

『エクス・マキナ』のレンタル配信が始まりましたね。観ました。想像以上にキレてる映画でした。AIと人間の関係はこうなりますね。ソノヤ・ミズノさんが凄かった。ダンスシーンは映画史に残りますな。ブレードランナーのプリスに勝るとも劣らない怖さ。

ソノヤさんの次の映画はこちらのよう。今度は人間の女の子ですな(たぶん)。

むさしのでんぱ

pencils

鉛筆を削ったり万年筆を掃除したりしながら、わりとぼんやり過ごしています。武蔵野電波の名入り鉛筆を発注したり。ひらがなオンリーだったので「むさしのでんぱ」。

Boogie Belgique

Boogie Belgiqueを貼ったことがないということに気づきました。1本選ぶとしたらやはりコレでしょうね。元のフィルムはarchive.orgにあります。1940年代後半の田村町(現在の西新橋付近)らしい。引き込まれます。Boogie Belgiqueの他のミュージックビデオも、古い映像に新しく作ったノスタルジックな音を載せる手法です。それが気分にハマるときがあって、ボーッとみちゃいます。

コーティングなし

コクヨ 鉛筆シャープ 0.7mm HB・2B替芯付セット キャンディ グレー先日、コクヨの鉛筆シャープの表面がゴムぽくないやつが欲しいと書きましたが、そのあと、そういう商品が存在することに気づきました。六角軸のキャンディーカラータイプは「エラストマーコーティングなし」でした。ツルツルで気持ちいい。でも、ちょっと滑る感じはある。やっぱり、指先があたる部分にローレットが少しあるといいな、と思ったりも。使っているうちにツルツル感がなくなって、ちょうど良い触感となる可能性はありますな。しばらく使ってみよう。