アンディ・ウィアー著『火星の人』読了。SF小説ですな。でも、今までのSFとは違うような気がします。火星でひとりぼっちになってしまった主人公のサバイバル日記。著者はNASAマニアなんでしょうか。すごいリアリティー。翻訳も工夫されてて、楽しめた。
Amazonにリンクしましたが、最近、紙の本はヨドバシカメラの通販で買ってます。朝までに注文すればその日に来ることが多いみたい。紙の本はめったに買わないんですけどね。
アンディ・ウィアー著『火星の人』読了。SF小説ですな。でも、今までのSFとは違うような気がします。火星でひとりぼっちになってしまった主人公のサバイバル日記。著者はNASAマニアなんでしょうか。すごいリアリティー。翻訳も工夫されてて、楽しめた。
Amazonにリンクしましたが、最近、紙の本はヨドバシカメラの通販で買ってます。朝までに注文すればその日に来ることが多いみたい。紙の本はめったに買わないんですけどね。
古い腕時計をたくさん買っているのは己を着飾るためではありません。その証拠に、自分では使えないレディースもどんどん買ってる。昨日動くようになったのは、1976年製造の金をふんだんに使った婦人用クオーツ。古い電池が液漏れしていたのでダメかと思ったのですが、清掃して新しい電池に替えたらちゃんと動いた。外装も石けんとハブラシと超音波洗浄機とプロクソンを駆使してキレイにしました。ほぼピカピカ。
電池も金メッキが施されたマクセルのSR41に換装。ムーブメントからレトロな味わいが伝わってきますね。導体パターンによる文字や手ハンダの跡に見とれちゃう。セイコーが世界初のクオーツ式ドレスウオッチを発売したのは1974年。この時計はその2年後ですから、まだ初期の小型ムーブメントと言えるでしょう。
2009年の腕時計専門誌『クロノス』に広田雅将さんがクオーツ時計開発史を書いてます。いい連載。バックナンバーを買って興味深く読みました。1969年にセイコーは世界初のクオーツ腕時計を発表したのですが、その時点で世界をリードしていたわけではないようです。スイスもほぼ同時に実用化していたし、技術的にはアメリカの半導体メーカーが進んでいた。「スイスは凄い」、「アメリカは凄い」と唸った当時の日本の技術者たちの回想が記されています。国際的な競争のなかで、日本の時計産業は自分たちの市場を開拓していったんですね。クオーツでドレスウオッチを作る、という課題設定もそうした戦略の一部だったのだろうと想像します。
古い時計をいじりながら当時の様子をあれこれ想像するのが楽しいんですね。そういう意味で、この金ピカのレディース時計は楽しくレストアしました。でも、自分では使えない。誰かにプレゼントしましょうかね。
気持ちいいピアノプレイと映像をどうぞ。飲む人は水割りが欲しくなっちゃうかもね。ぼくはジンジャーエール(キリン・ディアボロジンジャーをよく飲む昨今)にしておきました。
Michel Bisceglia – Jasmine from FrictionMedia on Vimeo.
いつの間にやらAppleサイトにWatchというカテゴリーができていて感慨深い。鬼が笑いますけどね。
スウォッチ・グループの総裁は「うちはスマートウオッチに関わらない」という趣旨の発言をしたようです。
Swatch Group Head Nicolas Hayek Jr. Is Putting Smartwatches In The “No Fly Zone”
失敗経験が慎重にさせている模様。一方でタグホイヤーはやりたいみたい。所属するLVMHグループも興味アリなんじゃないかな。ルイヴィトン版Apple Pay端末とか……。
Luxury Brand Tag Heuer Wants to Make a Smartwatch
Apple Watchが他社にライセンスされるのであれば、ぜひやりたいというファッション系の企業は多いような気がします。でも、アップルはそれをしなかった会社ですよね。今後もそうだとすると選択肢はAndroid Wearになっちゃう。そうすると途端に方向性が見えなくなってくるような気がする。
我が国のセイコー、シチズン、カシオはこの状況をどう捉えているのかしらん。手の出しようを思案中なんでしょうか。
昨日の写真はヨドバシカメラで買った新品を撮ったものです。左の時計の6時のインデックスに小さなゴミがあるのに気づきましたか? ぼくは買ってから数日して気づきました。それをUSB顕微鏡で撮ったのがこの写真。製造過程でなにか樹脂のようなものが付着し固まったもよう。
新品を自分で開けることに抵抗はあったのですが、思い切って開腹し、ピンセットで取り除きました。すごくスッキリしたのを覚えてます。それ以来、新品であっても買った日に開けて文字盤やムーブメントをチェックすることにしました。凄く緊張するけど、その緊張が面白い。もちろんオススメはしません。防水性が損なわれるかもしれませんし、ゴミが見つかるよりゴミを入れちゃう可能性のほうが高いです。修行の一環としてやっている感じです。
冷陰極管式フリフリライトで時計の写真を撮るのは楽しいのだが、ものすごい速さで時間が経過してしまうので要注意なのです。上の写真は練習中のもの。4月2日と表示されてますな。もうそんなに前か。ベゼルにカーテンや台の質感が映り込むので、そこをどうにかしないとなー、と思って中断したんだった。秒針が動いてしまうのはしょうがないね。
「世界初」系の腕時計が少し増えたので、機を見て紹介したいと思ってます。