空中配線

落札したばかりの音叉式電子ウオッチ「シチズン・ハイソニック」をいじっていました。おそらく1972年製造。電子回路で300Hzという可聴域の振動を生成し、それを歯車の運動に変えるクオーツ以前のハイテク時計。内部を見るとリード部品が空中配線されてます。電子部品は大きいんですが、メカはすごく細かくて、顕微鏡でやっと歯が見えるような歯車が使われてます。そういう時代だったんですね。