『トランジスタ技術2月号』はUSBオーディオの特集。100ページ近い紙数を使って、掘り下げています。日常的に使っている技術ですが、深いです。この記事から生まれたキットがCESで展示されているようです。今年はどうしてか「CESに行きたかったなー」という気持ちになってます。
月: 2012年1月
Little Hearts
InglenookはAgatheの新しいユニット。オリジナル曲をやっていく方針でしょうか。美しいコーラスです。
WIRED
『WIRED日本語版vol.2』を読んでいます。Jobs特集。特色のシルバーがキレイ。ビョークのインタビューもいいね。これで480円は安いな。創刊記念特価? ずっとこの値段だったらすごい。
ケーブルガイド
大晦日に自転車が壊れました。ハンガーの下にあるケーブルガイドが割れて脱落するという小さなダメージなんですが、リアディレイラが引けなくなっちゃうのでかなり不便。スペアのケーブルガイドはシマノやカンパニョロの製品が数百円で買えます(カンパならこれとか)。でも、キャノンデールは昔から独自仕様なんです(独自仕様の多いメーカーなんです)。ハンガーにパチンと差し込むタイプで、交換時にボトムブラケットをはずす必要がなく、ネジがない分だけ軽いかわりに、経年劣化でピンがゆるむと、ワイアーのテンションが低いときにグラグラします。そんな状態で乗っていたのですが、先日ついに変速のショックでパキンと弾け、どこかへ飛んでいってしまいました。
元旦から交換パーツをネット上で探しました。でも、扱っているところは見つからず、正月明けに電話をかけまくって、市ヶ谷のBikitに1個だけ在庫があることを突き止めました。さすが「キャノンデール・ショップ」を名乗るだけあります。電話では値段を聞かずに買いに行ったのですが、値段は予想を700円くらい上回る1575円でした。専用部品は高いわけです。あとから調べてみると、この部品、eBayには出品されていて、売価は8ドル。送料を加えると16.5ドル。少し安いですが、今回みたいにすぐ欲しい場合、USPSで送ってもらう気にはなりませんな。
この小さな樹脂部品を手にしながら「こういう保守パーツを3Dプリンタでチャチャッと作れたらいいのに」と思いました。フロントディレイラ用の細長い管の部分は難しそうですが、その他の部分はなんとかなりそう。ワタクシのBad Boyはフロントシングル化してあるので、シフトワイアはリア1本だけでいいんです。簡単な構造のケーブルガイドで事足りそう。3Dプリンタに与えるデータが必要ですが、それはメーカーからダウンロードさせてください。サポート費用が必要なら、100円か200円くらい払ってもいいです。愛用の機材が壊れたら、部品のデータを買って、自分で作って、自分で直す……なんてことができたら楽しいと思うわけです。
ポチッとな
大江戸線の駅にホームドアの導入が進んでます。柵の上部に配された緊急停止ボタンがかっこよくて、つい押したくなります。どんな感触のボタンなんだろうか。押し切ったところにクリック感はあるんだろうか。ビーッとかウーッとか鳴るんだろうか。想像が膨らみます。もちろん、押しませんよ。電車を待ちながら想像するだけです。
謹賀新年2012
あけましておめでとうございます。
竹芝へ初日の出を見に行ったのですが、地平線近くは雲に覆われてました。波止場にはハイテンションな若者たちがたくさんいて、「雲ーっ、空気読めーっ、キャハハーっ」とか叫んでました。海にジャポーンと飛び込んだりする男がいなかったのは物足りなかったです。
今年の目標めいたことは書きません。目標を語ることで達成感が生じてしまい、真の達成からは遠ざかってしまうので、口外せず黙って実行したほうがいいと何かの本に書いてあったからです。願望としては、かっこいいコンピュータをガシガシ使ってたんまり儲かったらいいなー、という感じです。楽しいプロジェクトのお誘いもお待ちしております。
今年もよろしくお願いいたします。