ケーブルガイド

大晦日に自転車が壊れました。ハンガーの下にあるケーブルガイドが割れて脱落するという小さなダメージなんですが、リアディレイラが引けなくなっちゃうのでかなり不便。スペアのケーブルガイドはシマノやカンパニョロの製品が数百円で買えます(カンパならこれとか)。でも、キャノンデールは昔から独自仕様なんです(独自仕様の多いメーカーなんです)。ハンガーにパチンと差し込むタイプで、交換時にボトムブラケットをはずす必要がなく、ネジがない分だけ軽いかわりに、経年劣化でピンがゆるむと、ワイアーのテンションが低いときにグラグラします。そんな状態で乗っていたのですが、先日ついに変速のショックでパキンと弾け、どこかへ飛んでいってしまいました。

元旦から交換パーツをネット上で探しました。でも、扱っているところは見つからず、正月明けに電話をかけまくって、市ヶ谷のBikitに1個だけ在庫があることを突き止めました。さすが「キャノンデール・ショップ」を名乗るだけあります。電話では値段を聞かずに買いに行ったのですが、値段は予想を700円くらい上回る1575円でした。専用部品は高いわけです。あとから調べてみると、この部品、eBayには出品されていて、売価は8ドル。送料を加えると16.5ドル。少し安いですが、今回みたいにすぐ欲しい場合、USPSで送ってもらう気にはなりませんな。

この小さな樹脂部品を手にしながら「こういう保守パーツを3Dプリンタでチャチャッと作れたらいいのに」と思いました。フロントディレイラ用の細長い管の部分は難しそうですが、その他の部分はなんとかなりそう。ワタクシのBad Boyはフロントシングル化してあるので、シフトワイアはリア1本だけでいいんです。簡単な構造のケーブルガイドで事足りそう。3Dプリンタに与えるデータが必要ですが、それはメーカーからダウンロードさせてください。サポート費用が必要なら、100円か200円くらい払ってもいいです。愛用の機材が壊れたら、部品のデータを買って、自分で作って、自分で直す……なんてことができたら楽しいと思うわけです。

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