8月も終わりでございます。さよなら、夏休み。明日からは残暑休みで、じきに秋休みですね。
月: 2010年8月
iPadより大事なこと
グッドデザインエキスポで『After The Books 2010』というタイトルのトークセッションを拝聴しました。iPad時代の電子書籍に関する複数の識者による議論。印象に残ったお話はいくつかありますが、ひとつだけあげるとしたら、Craig Modさんの「本ができるまでの活動全体を考え直すべき」という問いかけが大事だったかも。
電子書籍を議論するときはUIやフォーマットの話が多くなりがち。でも、そうしたアウトプットに近い部分は本作り全体から見ればごく一部(下の図では地上の木と地中の根=ネットワークとの対比になってます)。商品形態が紙であれデジタルであれ、そこに至る本作りのプロセス全体を再考することが重要で、UIやフォーマット以外の部分に対しても新たな技術やサービスを適用する余地はおおいにあるのではないか、という論旨。具体例として、Modさんが自著(紙の本)を発刊するうえで活用したkickstarter.comでの体験が語られました。要約すると、著者と読者がオンラインコミュニティを通じて直接結びつくことでファンディングからマーケティングに至る出版に必要な一切合切が手に入り、結果的に出版社抜きでもちゃんと本が出ました、とのこと。
明るい展望を見せていただきました。iPadをいじりまわすよりも大事なことを教えていただいたような気がします。引き続きよく考えてみたいと思います。
電球にしか見えないLED
最初にこの電球を見たとき、ふつうの白熱電球だと思いました。よく見るとフィラメントがぶっといんですが、そういう電球なんだと思ったんです。でも、横に置かれたパンフレットにはLEDと書いてある。「LEDフィラメント電球 Let(レット)」という商品名だそうです。
「LEDって書いてあるけど、どういうこと?」と疑問に思い、顔を近づけて観察したんですが、まぶしいこともあって、どうなっているのかよくわかりません。そこで、デジカメを取り出し、かなり絞って撮影してみたのがこちらの写真。チップLEDが3個ずつ、小さな管に埋め込まれている雰囲気。なるほどフィラメントに見える。LEDの応用の可能性はまだたくさん残されているに違いない、と思いました。
Make日本語版vol.10出来
ついに出ましたMakeの第10号。特集は「デスクトップ工場」。ワタクシはスプツニ子さんとFabLab Japanとmbedを使ったデバイスの記事を書きました。ご一読いただけますと、幸いです。
Lチカ貴族
これは見たかったな。『古代装束にLEDまとい平城宮跡で光の天平行列』(Yomiuri)。「奈良時代の貴族や女官などにふんした80人が、白や青、ピンクなどに輝くLEDを付けた宮廷衣装をまとい、雅楽の調べに合わせて宮跡内を約1.2キロ歩いた」とのこと。写真を見ると、けっこうあちこち光らせているのがわかりますな。ヘッドバンド(?)はどうなっているんだろう。光っていたのは女子だけなんでしょうか。あー、見たかったなー。次は明治神宮あたりでお願いします。
ラム+ブルーベリー+バニラ=至福
冷たいものの取りすぎで、ぽんぽんがちょっとダメージ。ゆうべはアイスを2回も食べちゃったし……。ラム酒をかけたバニラアイスがマイブームなんです。
それは、先日、椿屋珈琲店でアイスココアを飲んで以来。椿屋のアイスココアはルノアールと同様、冷たいココアの上にバニラアイスがのってます。ルノアールと違うのは、ラム酒が一緒にでてくるところ。小さなカップに入ったラム酒をアイスの上からかけまわしていただくと、冷たいながらもポワッとくる感じで、とてもおいしいのです。酒を断った私ですが、このおいしさには抵抗できませんでした。で、家でもその味を再現。
ゆうべはハンドメイドバニラアイスの上にハンドメイドブルーベリーソースをかけて、さらにその上から小さじ一杯のラム酒をかけていただきました。至福の味でございました。あー、また食べたくなってきた。
Reinaちゃんが図書館でオリジナル曲を収録。ひんしゅく買いそうだけど楽しそう。