英語版のcheat-sheetを見て「わしらもこういうの作りたーい」となった武蔵野電波社内にて急遽制作したのが、Arduinoはやみ表です。ムサデンの過去の発表物を再編集して、A4サイズ1枚にまとめてみました。お時間ありましたらダウンロードしてカラープリンタで出力してみてください。右上のDuemilanoveの図はほぼ原寸大となるはずです。おかしな点や改善点等がありましたら、ご報告いただけますと幸いです。
月: 2010年5月
香港から来た”Arduino”
黄色い小さな小包が届きました。送り主の住所は香港の私書箱になっています。開けてみましょう。
中身はUSBケーブルとパックされた基板が1枚。”Duemilanove”というシルクが読めます。先日eBayで注文したボードが届いたみたい。送料込みで1739円でした。激安です。
袋を開けると、見慣れたArduino Duemilanoveが出てきました。でも、じっくり見ると、おかしなところが見つかります。まず左上の角に”MADE IN ITALY”の文字がありません。電解コンデンサは100uFが2個のようです。Duemilanoveは47uFだったはず。使用部品をひとつひとつ比べると、他にも違いがあります。電源を入れたらLEDの色も違いました。
はい、すでに皆さんもお気づきのように、これは非正規品と思われます。
Arduinoチームのライセンスに関する公式見解はPolicyに記載されているとおりで、”Arduino”はトレードマークであり、製品の名称として”Arduino”を使いたい人には事前の協議を求めています。オープンソースハードウエアであっても、製品名はフリーじゃないよ、ということですね。
このニセDuemilanoveに対してあれこれ論評をするつもりはありませんけど、この値段でこれだけのクオリティのボードを作れるのであれば、自分たちの名前をつけて「超特価なArduino互換ボード」としてアピールすればたくさんの人に気持ちよく使ってもらえるんじゃないかなあ……というのが感想であります。
eBayで偶然この品を見つけたときに「たぶんデッドコピーだな」と思いました。でも、確信を得るためにはひとつ手にいれてみないといけないと思い注文しました。その結果とはいえ、こうして非正規品が手元にあると、なんとなく後ろめたい感じがしちゃいますね。使わず、ビニール袋に密閉して「証拠品」として保管しておきます。
なお、このボードの裏面は次の写真のとおりです。「イタリアの地図も印刷されているだろうか? それとも中国や香港の地図だったりして?」という疑問があったのですが、答は「裏のシルクはナシ」でした。
口内火傷
口のなかを火傷しやすい食べ物/飲み物ベスト3を選ぶとしたら?
1位は断然、春巻き。サクッ、とろり……フゴッ!となることが多い。2位は小龍包かな。こちらは汁成分が危険ね。3位はスタバのアメリカーノとしておきます。涙が出るほど熱いときがあります。