Bliptronic 5000 LED Synthesizer

齋藤さんらと共同購入したBliptronic 5000 LED Synthesizerが届きました。Poorman’s TENORI-ONなんて言われ方をしながらも、けっこうみんな楽しんでるみたいですな。まっとうに使った場合のレポートは齋藤さんらにお任せすることにして、ワタクシはざっくりと分解してみました。

SWケースを開けるときは、まずゴム足をはがして隠れているネジを回します。あと、ボリューム等のツマミを抜いておかないとひっかかります。開くとLED内蔵のタクトスイッチが64個現れました。この基板の裏には汎用品のシフトレジスタが3つ(74HC595×1、74HC164×2)と、スイッチごとにダイオードが実装されており、メイン基板とは18ピンのヘッダで接続されています。

MB
メイン基板はシンプル。コントローラは写真のような感じで実装されているので型番等はわかりません。小基板にはFT61064Aとありましたが、この型番をググッても情報はありませんでした。左下の8ピンICはたぶんEEPROM、右下の8ピンはオーディオアンプ(XPT4871)です。この基板の反対側にロータリスイッチと可変抵抗と電解コンデンサがいくつか乗っています。

ThinkGeekの製品だから、かんたんにハックできるような構造になっているかと思ったんですが、そうでもありませんでした。スイッチ基板側のユーザーインタフェイス部だけを流用するのは可能かもしれません。とりあえずちゃんと組み立て直して、ふつうに使うことにしました。楽しいです。