30年ぶりのエッチング

PCBエッチングをしてみた。約30年ぶり。前回やったのは小学生か中学生の頃です。そのときはインレタを基板に貼り付けてパターンを作った記憶がある。今回は、レーザプリンタで印刷したパターンをアイロンで転写する方法を採用。トナーが溶けて銅の面に定着し、そこがマスクされるわけですな。
この手法では用紙の選択がキモらしいんですが、ワタクシはRicci Bittiさんの手引きにしたがって、テカッてる薄くてチープなチラシを使ってみた。2度やり直して、3度めでなんとかできた。美しさからはほど遠い仕上がりですけど、とりあえず使えそう。アイロンの時間はもっと短くてもよかったかもな。次回はもう少し精度を上げて、表面実装を前提にしようと思います。やっぱり穴あけ作業でくたびれたので。
(あ、写真をみてたら、穴をあけ忘れているところを発見……)

6 thoughts on “30年ぶりのエッチング”

  1. トナー転写方式は一度やって失敗したので、諦めておりました.
    紙が決め手なのですね.

    試作で日常的にエッチング基板は作っているのですが、DIPのピン間1本は通せるぐらいでないとちょっと使いにくいのですが、Ricci Bittiさんの方式ならいけそうですね.

    穴開けは本当に気が狂いそうになるほど面倒ですね.
    かといって、レジストなしのSSOPとかもキツイですが、それはともかく表面実装のほうがはるかに楽.基板も小さくなるし.

    SMDというと身構えるヒトが多いですが、実は楽ちんなのはこっちですよー、と訴えたいです.

  2. 自作プリント基板の穴あけは、40ピンのDIPとか34ピンのヘッダーコネクタが載っていたりすると無我の境地に届きます。なのでジワジワと、表面実装に移行しています。でも、ちょうどいい具合の大きさのチップ抵抗が、なかなか手に入らない。1608サイズなんて手ハンダするのは、ちょっと避けたい。そ~なると、今度は自作リフロー炉ですかね?(笑)

  3. 最近船田戦闘機さんの影響もあって電子工作三昧なんですが、基板の自作も面白そう。以前やったのは高校ん時だから十数年前っす。あの時作ったアンプ、どこか行ったなぁ…。

  4. SMD仕様を作ってみました。攻めすぎて、何カ所かショート。トナーが膨らむので、空隙をもっと取らないといけないようです。

    抵抗は全部、日米商事で買った1210です。デカイ! たしか、50個53円。チップ抵抗のはやいハズシかたを編み出しました。古いニッパで真ん中をバチンて切っちゃうの(割っちゃうといったほうが正確かも)。そうすると、片側ずつコテ先でピッとはじくだけで除去できますな。基板の上がジャリジャリになるのがこの方法の欠点です;-)

  5. http://3rdproject.mine.nu/blog/archives/2008/03/04.html
    拝見しました。いつも安物のボリュームで作っちゃうんですが、いいやつを試してみたくなりました(まあやっぱり2000円は高いですけどね;-)。

    > なんかカワイイ。メカノみたい。
    メカノブログでホタテクノの存在を知りました。ACTIVATE!

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