ダークマター

きょうもきょうとて動画三昧。TEDの日本語字幕付き動画を見てました。勉強になりまくりですな。ひとつリンクするとしたら、物理学者パトリシア・バーチャットさんによるダークマターとダークエネルギーの解説はどうでしょう(TED Talks)。サイコーにおもしろいお話にひきこまれました。ときどき自分の体が重く感じられるのはきっとダークマターのせいだな(←正しく理解できていない)。

月末の戯言

8月も終わりでございます。さよなら、夏休み。明日からは残暑休みで、じきに秋休みですね。

iPadより大事なこと

グッドデザインエキスポで『After The Books 2010』というタイトルのトークセッションを拝聴しました。iPad時代の電子書籍に関する複数の識者による議論。印象に残ったお話はいくつかありますが、ひとつだけあげるとしたら、Craig Modさんの「本ができるまでの活動全体を考え直すべき」という問いかけが大事だったかも。

電子書籍を議論するときはUIやフォーマットの話が多くなりがち。でも、そうしたアウトプットに近い部分は本作り全体から見ればごく一部(下の図では地上の木と地中の根=ネットワークとの対比になってます)。商品形態が紙であれデジタルであれ、そこに至る本作りのプロセス全体を再考することが重要で、UIやフォーマット以外の部分に対しても新たな技術やサービスを適用する余地はおおいにあるのではないか、という論旨。具体例として、Modさんが自著(紙の本)を発刊するうえで活用したkickstarter.comでの体験が語られました。要約すると、著者と読者がオンラインコミュニティを通じて直接結びつくことでファンディングからマーケティングに至る出版に必要な一切合切が手に入り、結果的に出版社抜きでもちゃんと本が出ました、とのこと。

明るい展望を見せていただきました。iPadをいじりまわすよりも大事なことを教えていただいたような気がします。引き続きよく考えてみたいと思います。

BOOK

電球にしか見えないLED

LET

最初にこの電球を見たとき、ふつうの白熱電球だと思いました。よく見るとフィラメントがぶっといんですが、そういう電球なんだと思ったんです。でも、横に置かれたパンフレットにはLEDと書いてある。「LEDフィラメント電球 Let(レット)」という商品名だそうです。

LET「LEDって書いてあるけど、どういうこと?」と疑問に思い、顔を近づけて観察したんですが、まぶしいこともあって、どうなっているのかよくわかりません。そこで、デジカメを取り出し、かなり絞って撮影してみたのがこちらの写真。チップLEDが3個ずつ、小さな管に埋め込まれている雰囲気。なるほどフィラメントに見える。LEDの応用の可能性はまだたくさん残されているに違いない、と思いました。