デルガード対クルトガ対オレンズ

近所のスーパーの文具売り場をうろついていたら、クルトガとデルガードの比較コーナーがあった。ワタクシは最近デルガードを使うようになったんです。その理由は、0.5mmの4Bという超柔らかい芯でも滅多に折れることがないから。減りが速いため頻繁に芯を補充する必要はあるけれど、パキッと折る不安なしに濃い線を書けて気持ちいい。デザインやグリップ感も良いですな。一方、クルトガにはメリットを感じてなかったんです。0.5mmをトガらせても、すぐ折れちゃうでしょ……と。しかし、この日、比較コーナーのクルトガシリーズをチェックしていたら、0.7mmタイプがあるのに気づいたんです。0.7mmなら折れにくい。そしてそれが常にトガっているのは嬉しいのではないか? 0.7mm芯の新しい可能性が開けるのではないか? と思えたんです。

で、1本買って、1日使ってみました。ちょっといいかも。0.7mm芯で書いていて、一面だけ減ってくるとかなり太い線になっちゃうわけですが、それが避けられる。ただし、完全に避けられるわけではなく、芯の減りが不均一になって違和感となることもありますな。もう少し使ってみないとわからないかも。デルガードと一緒に、机の上に置いておくことにしました。

クルトガ、デルガードとならんで、いやそれ以上にシャーペン愛好家の関心の的になっているのがオレンズでしょうな。こんな記事がありました。

何でもかんでもPCでメモを取るのをやめませんか?』 ITpro
「orenznero(オレンズネロ)が市場から消え、とにかく手に入らない。ぺんてるが2017年2月に発売した、税抜き3000円の高級シャープペンシルのことだ」という書き出し。続いて、文具市場の活況ぶりや手書きとPCの使い分け事例などに触れていて面白かったです。

たしかに、どの文具店でも、オレンズネロのコーナーは空になってますな。でも、ワタクシにはうまく使いこなせないんです。以前、齋藤さんにプレゼントしてもらったオレンズがあって、たまにそれを使ってみるのですが、折れにくくする工夫はあってもガシガシ書いていると折れちゃう。折れるっていうか、砕けちゃう感じ。

この動画はちょっと誇張してますけど、こんなふうに芯がモロッと粉になっちゃうことがある。この粉がPCに入り込んだりしたら困るので、オレンズの常用は断念しました。万年筆の練習により筆圧はだいぶ下がったものの、夢中になるとまだけっこう高圧で書いてるみたい。芯が折れないだけでなく砕けることもないシャーペン(クダケンズ?)が出たら買いたいと思います。