青い体験

inkdrop

8月ですな。暑いですな。今日は午前中から気温が32度を超えた模様。生死の境にいる気がします。

冷房の効いた部屋で落札した万年筆をいじっていれば危険はありません……と思っていたのですが、さっきは危うかった。千円台で買ったWatermanをいじっていたんです。見た目はとても綺麗でサリサリと気持ちよく書けるペンでした。しかし、欠陥が潜んでいたのです。ニブの根元付近からインクが漏れて粒になり、ポトリポトリと垂れました。

気づくのが遅れたせいで、1滴だけ、MacBook Airのトラックパッドに落ちてしまった。広がったインクがパッドの端のわずかな隙間に入りこみ、スーッと広がって隙間から入っていくのが見えました。慌てて、テッシュで拭いたり、紙を差し込んで吸わせたりして対処しました。すごーく焦った。たぶん、筐体内までは到達しなかったと思うけど、パッドの端がうっすら青いままです。Watermanの”Serenity Blue”(静けさの青)というインクを使っています。