薬莢バラバラバラ

ロシアのCG作家Fedotofさんの作品。人類滅亡後も戦闘を続ける爆撃機の話。ただし、ストーリー性はほとんどなくて、たぶん作者は薬莢がバラバラバラって飛び散るシーンをやりたかったんじゃないかな、と想像してます。

Крепость/Fortress from Dima Fedotof on Vimeo.

ライブコンポジット

齋藤さんが記事に書いていた、オリンパスOM-D E-M10のライブコンポジット機能を使って光を塗るようにブツ撮りするワザをワタクシも試してみました。これが初日の最後の写真。光源として冷陰極管を使ったところ色が偏り、振り方が悪くて風防に線状の光が映り込んでしまいました。もう少し研究と練習が必要。でも、すごーく面白い。画期的な機能ですな。

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被写体の時計はジャガールクルトの”Futurematic“。先日触れたギブスンの小説(翻訳版)のタイトルはこれから取られたものです。1953年に発売された「世界初の100%オートマティック」。100%が何を意味しているのかがよくわからないのですが、たぶん手巻きを一切必要としない自動巻き機構だけで動く時計という意味だと思います。左の針はゼンマイのパワー残量を示していて、振ると少しずつ増えていくのが分かります。

ワタクシが入手した個体は相場より少し安いかわりに、キズや劣化が何カ所かあって普段使いには適しません。防水性はまったくないと思われます。精度は良好。おもに家のなかで着用してます。

時計の本

購入したジャンク時計の数が9月末で180個になりました。180日間、1日1個ペースを維持したことになります。もうほんとにこれで打ち止め。レストア目的で時計を仕入れることはいったんやめて、今後の身の振り方を考えよう。180個の時計がどうなったかについては追々まとめたいのですが、量が量なのでちょっと大変……。

ジュンク堂に寄ることができたので、時計の本を何冊か買いました。

1. 小牧昭一郎著 機械式時計講座
2. ワールドフォトプレス 広告の中の腕時計
3. シーズファクトリー 初めてのアンティーク時計

1はセイコーの開発者だった人による専門的な本で、機械式時計の精度に関する理論と実践が詳しく書かれています。20%くらいしか理解できない気がするけど、どうしても読んでみたくて買っちゃいました。9000円の本なんて久しぶりに買ったかも。
2は19世紀末から1970年頃までの時計の広告をまとめた本。デザインと技術とマーケットの変遷がよく分かる。興味深いビジュアルがいっぱい。3048円。
3はムックで、女性向けアンティーク時計の入門書。シェルマンの商品が中心になってるみたい。現物は新宿や銀座の店舗で見ることができますな。「あ、これ見たことある」っていうのもいくつか出てくる。写真の撮り方が参考になったり。

しばらくは時計の本を読みながら、これから自分はどうしたいのかを考えようと思ってます。

機械式時計講座 広告の中の腕時計―腕の上のデザイン (ワールド・ムック 817) 初めてのアンティーク時計(CARTOPMOOK) (CARTOP MOOK)

初期プロトはサイバー

積んであった『WIRED日本版 VOL.13』をパラパラ。特集タイトルは”Fashion Decoded”。そのサブタイトルは「ファッションはテクノロジーを求めている」。アップルがパリコレでApple Watchのデモをした、というニュースを読んだりすると、テクノロジーがファッションを求めているのでは? と思ったりもするのですが、特集の内容はファッション業界がITで変化してきてますよ、という話が主。よく分からない世界だけど、ふむふむと思いながら読んだ。

その他の記事ではOculusのストーリーが良かった。とくにOculus Riftの初期プロトタイプの写真にグッときた。サイバーだと思った。

WIRED VOL.13 (GQ JAPAN.2014年10月号増刊)

上原ジャズ

上原ひろみさんがパッヘルベルのカノンを弾いてます。場所はフランスかな。序盤、ピアノの弦の上に金属定規を置いて、チェンバロサウンドにしてます。へー、と思って見てたんですが、途中、定規をどかしてからのプレイが良くて、観客も大ウケで、ワタクシも大変楽しめましたので、貼ることにしました。