フューチャーマチック

ウィリアム・ギブスンの1999年の作品『フューチャーマチック』を再読。なぜなら、Twitterで、この本がアンティーク時計を題材にしていると書いている人がいたから。たしかにそうだった。訳書が出た14年前には気付かなかった。時計に興味なかったしね。

フューチャーマチックという邦題からして、ルクルトの50年代の腕時計の商品名です。強烈にかっこいい。小説もすごく良かった。新刊当時はそんなに面白いと思わなかった気がする。でも、いま読み直したらのめりこんだ。やっぱりすごいや、ギブスンは。

書籍へリンクを貼りたかったんですが、すでに絶版のようで、Amazonにはページがありません。紀伊国屋だと、注文はできないけど情報はありました。それにしても、角川書店はなぜ刷らないのか。刷らないのなら電子書籍にすればいいのに。ただやめちゃうのは良くない。