ヘッドフォンアンプ

headphone amp.昨晩のヘッドフォンアンプを基板上へ移動。だいぶコンパクトになった。電源スイッチやジャック類を取り付けて実用性もアップ。ケースは名刺の箱でいいや。
なぜか突然、新しいiPodが欲しくなってきました。

あり合わせ電子工作

headphone amp.電子工作仲間のK氏からヘッドフォンアンプが完成したとのメール。添付された写真を見ていたら「オデも作りたーい」という気持ちが押さえられないほど高まったので、小さめの回路図をググッて、あり合わせの部品でブレッドボード上に組んでみた。
オペアンプ一発の簡単回路。電源は006Pの9Vを分圧して±4.5Vを生成。こんなアンプでも、大きめのヘッドフォンをつなぐとズンとくるサウンドが出ます。楽しい。コンデンサをいろいろ差し替えて音の違いを調査してみたり。あー、楽しい。
愛着湧いてきちゃったので、ちゃんとハンダ付けしてケースに入れようかな。そこまでやるともう一晩かかっちゃうんですけどネ。

さらに読書

なんだか暑いなあ。冷房の効いた電車のなかで読書。『コンテンツ・フューチャー』読了。頭の片隅に置いておきたい情報満載の対談集。たとえば、CDの売り上げは1998年と比較して半分となる一方で、ライブの入場者数は1460万人から1.5倍の2016万人へ増えているらしい。ふうーん。
いま気付いたけど、この本、CCの「表示-非営利-改変禁止」ですね。世の中は動いているのだなあ。

読書の日

ダブルチョコドーナツとアメリカーノ読書の日。まず『ハチワンダイバー』第4巻。みるくさんの出番が少ないけど、いい話になってきてる。2度読んだ。
続いて新書。江副浩正著『不動産は値下がりする』。はい、あの江副さんです。そこに惹かれて読んでみた。途中、不動産業界の現状分析が長く続くんですが、データ原稿そのままって感じで少し退屈。何章か飛ばしました。自分的にはセレブな江副さんの「友人から聞いた話」や「相場観」や「私見」ばかりでも良かった。
3冊めは、まだ読みかけだけど、ちょっと重い本。『ルポ最底辺 – 不安定就労と野宿』。オビには「究極の貧困を生きる野宿者。それはフリーターの未来の姿なのか? 不可視化される貧困の現実を伝える」とあります。怖い内容。そして勉強になる。読んでいて、他人事という気がしてこないワタクシであります。

チッチッチッの原因と対策

チッ、チッ、チッ……。自転車に乗っていて、こういう音が聞こえだしたらもう他のことは考えられません。原因を突き止め、音を消すことで頭がいっぱいになります。でも、簡単には解決できないことがままある。そういうときは本当にイライラしますな。いっそこのまま電柱に突っ込んでやろうか、と思うくらい。
今日のチッチッチ音にも手こずった。クランクを一回転させると一回チッとなるタイプ。この場合原因として考えられるのは、「靴紐がフレームに当たっている」、「ペダルの異常」、「ギア盤の取り付けナットのゆるみ」、「クランクの勘合部のゆるみ」、「ボトムブラケットのゆるみ」といったところでしょうか。
まず、靴紐をチェック。今日はベルクロ式の靴だった。となると、どこがいけない? 走りながら足下を見たり耳を澄ませたりしてもわからない。ワタクシの経験では、感覚を頼りにいつまでも原因を探すより、復旧作業を始めてしまったほうが解決は早いです。

自転車部品まずボトムブラケット(BB)をグリスアップすることに。ワタクシの経験では、結局BBだった、ということが多いのです。BBをグリスアップするということは、クランクもいったんはずして締め直すことになるので、2つの原因候補に対処することになります。専用工具を使ってBBをはずしてみると、グリスはまだ残っていて、さほど汚れてもいない。でも、見た目じゃわからないので、丁寧にグリスを塗り直して、しっかり締めこみます。
さっそく試乗。しかし、チッ、チッ、チッ。次はギア盤をチェック。ネジを増し締めしてみると、スルッと回った。さてはこれが原因か、とトルクをかけたら、プラスチック製のバッシュガードが割れました。ヒエーっ。でも、簡単に割れるくらいだから、これが音の原因だったのかもしれない、と、バッシュガードを捨て、フロントシングル用のピン(1本200円以上する)を出してきて、クランクのアームに固定。
再試乗。だがまた、チッチッチッ。となると、あとはペダルですか。右のペダルをレンチで回すと、ほとんど力を入れずにクルッと回ってしまった。どうみてもトルク不足。これが原因? ハズしたペダルの軸を指で回すとゴリゴリとひどい感触だったので、ベアリングがイッてるという可能性も考え、備蓄のペダルに換装。新しいのはSPDペダル(ビンディング式のペダル)なので、SPDシューズ(SPDペダルにはめ込む専用金具がついた靴)を準備。
そしてまた試乗。3度目の正直。直った。なんだペダルだったのかよ! と思った。実は、走りながら音を聞いたとき、「足に近い……、ペダルかな?」と何度か思ったですよ。でもね、そういう直感めいた情報はあまりアテにならないのがこれまでのワタクシの経験だったですよ。しかし、今回はその直感に従うべきだった。経験から学ぶというのは難しいことです。

まあ、でも、BBのグリスアップはいつか必要だったわけだし、バッシュガードのクラッシュは予防(?)できたし、なめらかに回るSPDペダルになったし、これで良かったんだよ>オレ、と思うことにした。さらに、なかばやけくそ気味に、スプロケットのロックナットの締め直し、クリート(SPDシューズの金具)の位置調整、やや渋くなっていたヘッドの当たり調整なども行った。半日仕事になってしまった。でもスッキリした。最後の試乗の後のビールがうまかったので、じゅうじつした一日だったと思うことにした。