未完成ばかり

NTSC

電子工作方面の取り組みは本を読むばかりで、実践が停滞気味の昨今。それでもきょうはブレッドボード上で音声合成チップSpeakjetをいじってみた。イエー!とかアハー!とか言う機械を作ってみたかったのです。でも、単純な発振器としては動いたけど、しゃべらせることはできなかった。真剣にドキュメントを読まないとダメっぽい。

写真は少し前に組んだ、8ビットマイコン(AVR)とソニーのコンポジットエンコーダ(CXA1645)によるビデオ出力回路。ローレゾなビットマップをブラウン管に表示したかったのです。サイバーだから。でも、この回路もうまく動かなかった。テレビにつなぐと、ギザギザに歪んだ画面が出現。それはそれでサイバーなんだけど、どこかが間違っている。たぶんもっと正確に動作するソフトウエアを書かないといけないんだろうな。

ブレッドボードを使うと、ハンダ付けをするよりも早く回路はできあがりますが、資料を読み込んだり、ソフトウエアを作り込んだりするのに必要な時間は変わりません。当たり前ですな。でも、ブレッドボードのスピード感で仕様が理解できプログラムも組める環境が電子工作の理想ですな。その方向で一番進んでいるのはやはりWiring/Arduinoなんでしょうか。