アップルストアのジーニアスバーへ初めて行きました。華やかな街のモダンな店舗で美男美女に囲まれてパソコン修理の手配をするなんて隔世の感。今日行った店舗には、8人くらいが囲んで座れる大きなテーブルが並んでました。他の客と同じテーブルに座って、サポートを受けるわけですな。他者の視線を意識せざるを得ない。こういう構造だと、キレて叫ぶ客とかが出にくいかも。ジーニアスは対面ではなく客の隣に座ってマシンをチェックし説明をします。共通の問題に協力して対処するふたり、という精神状態が生まれやすい位置関係と言えるかも。そこまで考えて、ああいうレイアウトにしてるんだと思いました。
ワタクシが大テーブルの一席に案内されて、壊れたMacBookProをカバンから引っ張り出していると、店内のBGMがクラフトワークのコンピュータラブに変わりました。お?と思った。好きな曲を聴きながら障害発生の状況を説明するワタクシ。店を出てから、あの選曲は壊れた製品を持ち込むはめになった高ストレス顧客の精神を和らげるため、その顧客のiTunesプレイリストを解析した結果なのではないだろうか、とか想像してみたんですが、まあ、技術的には可能でもそこまではやらないでしょうな。
美しくもせつないメロディーにのせて、
なんとなく状況的に
I don’t know what to do
I need a rendezvous
ということ?
というのは考えすぎでしょうか。
たしかにジーニアスバーに相応しい歌であります。