リモートワーク

たまーにビジネス書を読みたくなります。今日はそんな日だったので帰り道に買ってみたのがジェイソン・フリード著『強いチームはオフィスを捨てる:37シグナルズが考える「働き方革命」』。内容が気になった人はまず字幕付きのTEDトークを見るといいかも。話の流れはだいたい同じです。本には事例やノウハウ的な話が追加されてる感じ。Macを持ち歩くならFileVault(ディスクの暗号化機能)を有効にしよう、みたいな情報が盛り込まれてます。

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このテーマについては思うところがいろいろあるんですが、この本を読んで改めて思ったのは、一般化して語るのは難しいということです。同じWeb業界でもYahoo!のように、リモート廃止に転換した例もありますよね(本書の前書きで「流れをぶち壊すようなできごと」として触れています)。立場(経営者、労働者、経済評論家、ギーク)によっても見方は違うはず。当然、個々人の事情や仕事の状況にも大きく左右されちゃう。フリードさんの場合は、経営者視点とギーク視点がメインになってるような気がしました。ワーカーの立場で書いてるようにも取れるけど、そう読むとちょっと違和感があるな。でも、どういう違和感か説明しにくい。しばらく考えてみましょう。