チューリングの大聖堂

チューリングの大聖堂: コンピュータの創造とデジタル世界の到来

チューリングの大聖堂: コンピュータの創造とデジタル世界の到来』を読みはじめました。分厚いし、細かい話が多いのでちょっとずつ進める予定。

wiredrive巻頭の写真を見てるだけで相当時間がかかりました。とくに気になったのが、高速な記憶装置を実現するために作られた高速ワイアドライブのプロトタイプ。1946年バージョンは自転車のホイールをモーターで回して磁気ワイアを走らせデータを記録したもよう。もう少し詳しいことが知りたくて高等研究所のアーカイブまで見に行っちゃいました。右の写真はそこで見つけたビゲローらのレポート(PDF)から引用したものです。こういう資料が利用しやすい形で公開されているから分厚い本が書けるんだろうなあ。

600ページ超の本を持ち歩く余裕はないので、寝床で読むことになるでしょう。寝床では電子書籍が便利なんですけどね(照明がいらないし、布団からちょっとだけ手を出して指一本でめくれるし、調べ物もできるし)。Kindle版があれば良かった。