突然Apple Watch

DSC03101季節が変わり目にあるせいか気を失ってしまい、正気に戻ったら腕にApple Watchが巻かれていたんです。何が起こったのでしょう? 42mm用ストラップのフィット感がいまいちだったので、サードパーティー製のラグをお急ぎ便で取り寄せ、手持ちのNATOストラップ(24mm)を縫い付けました。クロノグラフの色と合ってるでしょ。手首にもばっちりフィットしてます。ソフトウエア的には全然カスタマイズしてないので時計と天気予報と心拍計と地図くらいしか使ってません。まあそれでも十分多機能ね。

ミネルバ

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怖くて分解できない時計が増えてます。自分でメンテナンスしてメカニズムを知ることが古い時計を買う目的だったはず。いや、今でも買う時点ではそのつもりなんです。しかし、裏蓋を開けると、この古くて複雑で歴史のある機械を自分が壊しちゃったらどうしよう、という恐怖が沸いてきます。

写真は先日eBayで落札したMINERVA cal.9クロノグラフ。ググると、開発は1920年代。第2次大戦期に軍用として使われたとあります。この個体の由来はわかりません。ネジには細かい傷が多く、何度もメンテされた気配があります。汚れもひどいので最後のメンテから時間がたっていることも想像できます(上の写真はわざと汚れがよく見えるように撮ってますので、実物はもう少しピカッとしてます)。これをキレイにしたいのですが、怖いので着手できないという話ですね。

吉祥寺の懐中時計専門店『マサズ・パスタイム』へ行くと、美しい懐中時計の数々を見せてくれます。どのムーブメントも古いのにきらめいてる。うっとりしちゃう。あんなふうに、この時計もレストアしたい。きらめきを取り戻させてあげたい。でも、怖い。自分にはできないかも……そんなふうに揺れながら時計の中身を見つめる毎日です。

プログラマー映画

最近はGoogle Play Musicのヘビーユーザーなんですが、この週末はGoogle Playの映画を見てます。きのうは『イミテーションゲーム』。ベネディクト・カンバーバッチははまり役だった。きょうは『ゼロの未来』。未来世紀ブラジルとつながる世界観。とても良かった。ピーター・ストーメアを久しぶりに見ることができた。どちらもプログラマーが主人公の物語と言えますな。

歴戦の勇士

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先日のミリタリーウオッチの表はこんな感じ。文字盤と針が痛んでいる(クリックして拡大するとすぐわかります)。クロノグラフ針は尻尾が切れてる。埃も混入してますな。部品の入手は難しいし、歴戦の勇士を素人判断でレストアするのは浅はかという気もするので、クリーニングと注油だけするつもり。ただ、それだけでも、自分には高難度な作業であり、体力と気力が有り余る時を待つ必要がある。もう10月ですか。時計ばかり見てるけど、今日が何月何日かはすぐわからなくなる。

軍用ナビゲーションウオッチ

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裏蓋にMILスペック番号が刻印されているような時計は買わない、いや買ってはいけないと言い聞かせてきたんです。絶対深みにハマる。危険すぎる。

でも、買ってしまいました。Hamilton Model 23。米陸海軍仕様AN5741-1。第二次大戦中のナビゲーションウオッチ。当時のハミルトン社の広告と使用例はこんな感じ。ナショジオに掲載されたこの広告では、Uボートを沈めに行くという設定になってますが、陸軍航空隊でも採用された機種らしいので、都市部に対する絨毯爆撃や偵察飛行にも利用されたのでしょう。日本へ飛んできたかもしれない。

時計をいじりながらそういうことも考えちゃう。時間があっという間に過ぎちゃう。危険です。

分解怖い

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涼しくなりましたな。齋藤さんが「手軽かも〜」と言ってたので、Eye-Fiを買ってきてテザー撮影環境を構築。記録のため高解像度で時計を撮りたいと思います。

第2次大戦中に使われた懐中クロノグラフのオーバーホールをするのが現在の目標なんですけど、まだ技術が伴ってない気がしてます。どこから手をつければいいのよ感。練習用に買ったソ連のスプリットセカンド・ストップウオッチでさえ怖い。やっぱりもう少しYouTube(Watch Repair Channelとか)で勉強しよう。