シンギュラリティー本

齊藤元章著『エクサスケールの衝撃』という本を読み始めました。副題は「次世代スーパーコンピュータが壮大な新世界の扉を開く」。英語の副題は”The Singular Impact of Exa-scale Computing on Us”。580ページの分厚い本なのに、図表がひとつもありません。筆者の考えがひたすら文字でドドーッと述べられている。どういう考えかというと、ポスト京世代のスパコンが普及することで、エネルギーがフリーになり、衣食住がフリーとなり、人類は不老となり、新しい価値観が芽生えるという話。つまりシンギュラリティーが来ますよ〜という話です。ただし、筆者はExaFLOPS級計算機を実現した段階で、まず前特異点(プレシンギュラリティー)がやってくると言ってる。なぜ特異点と前特異点の2段階に分ける必要があるのかは、もう少し読まないと分かりませんが、がんばって読み進めたいと思います。とうとう日本でもこういう本が現れましたね。読了後もういちど感想書きます。ちょっといつになるかわかんないけど……。

エクサスケールの衝撃