テープ起こしの友

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MacOS用テープ起こしアプリ、Transcriptionsを愛用してます。あ、ここでいう「テープ起こし」とは、録音した音声ファイルを聴いて人力でテキストを書き出す作業のこと。実際はテープじゃなくて、ICレコーダーで記録したmp3ファイルが対象。この作業を「文字起こし」という人もいますね。日本語としてはそっちのほうが正しい気がする。

Transcriptionsは各種動画フォーマットに対応していて、どちらかというと字幕作成が主目的という気もしますけど、自分は操作の簡単さとテキストエディタ部の使い勝手の良さを見込んで使っています。

mp3ファイルを指定したらcontrol+2で再生スタート、もういちどcontrol+2でストップ、control+1を押すと3秒間巻き戻し。この秒数は自分で指定できます。基本的な操作はこれだけ。ひたすらテキストを打ちながらスタート、ストップ、巻き戻しを繰り返していく作業。再生スピードの微調節やタイムスタンプを入力する機能なんかもありますが、いまのところ使っていません。

類似のアプリと比較して、このソフトをオススメするに至った最大の理由は日本語をバリバリ入力するのに耐えるエディタのデザインと品質。といっても、ごく普通のエディタなんですけどね。文字サイズや行間の指定がサクッとできる点が一番気に入っているところ。大きなフォントにして、行間を少し広めにとって書くとラクです。

それなりにみっちりと使っていますけど、十分安定していていると思います。無料。オープンソース。ありがたい。

いまAppストアのTranscriptionsのページを読み直してみたら、フットペダルにも対応しているらしい。Macに繋いで使う専用ハードがあるんでしょうか。あとで調べてみよう。