フランクリン

フランクリン発振週末の成果はこの1枚。フランクリン発振回路。見たところキレイな正弦波が出てきます。コイルの容量を計る目的で作りました。
コンデンサは精度の良いものを使い、コイルは手前の端子台に挿すようになってます。発振周波数はコンデンサとコイルの容量で決まるので、値のわからないコイルをセットして発振させ、その周波数を計れば、あとは計算でそのコイルが何ヘンリーかわかります。

この原理で働くコンパクトで高精度な計測器(LCメータ)の作例がネット上でいくつか発見できますが、マイコンを使って周波数カウンタの部分を作るのが面倒だったので、発振回路だけにして、周波数はオシロで調べることにしました。計算はエクセル。うちのオシロは、精度の点では微妙なんですが、とりあえずそれらしい数値が得られているのでOK。測定器(?)を作るのは面白いですな。

回路図は『トランジスタ技術SPECIAL OPアンプによる実用回路設計』のものを、ググッて得た情報をもとに少しアレンジして使用しました(右側のコンデンサを10Kの可変抵抗に変更)。コイルを挿す端子台は先日のショーで配られていたオサダさんのサンプル品。いい調子です。