Arduino Micro

AdafruitからArduino Microが届いた。注文から8日以上かかっちゃった。24.95ドルと割安感はないものの、ブレッドボードにそのまま刺さるこの形状はイイですな。残念なのは、ヘッダピンが太いこと。ブレボによってはなかなか刺さらない。千石で買ったこの赤いブレボにはサクッと入りました。ケーブルも派手なので、すごい配色になってしまった。ピン無しバージョンが出たら(出ないかもしれないけど)、秋月の細いピンを自分でつけるほうがいいかもしれませんな。

arduino.ccのArduino Microのページから要点を抜粋し訳しておきます。ワタクシが覚えておきたいと思った部分だけ抜き出してますので、ご了承ください。

Arduino MicroはATmega32u4をベースに、Adafruitと共同で開発されました。20ピンのデジタル入出力を備え、そのうちの7ピンはPWM出力、12ピンはアナログ入力としても機能します。16MHzの水晶発振子、マイクロUSBコネクタ、ICSPヘッダ、そしてリセットボタンを搭載しています。形状はブレッドボードに載せやすいものになっています。MicroはArduino Leonardoと同様にATmega32u4内蔵のUSB通信機能を使用するため、2つめのプロセッサを必要としません。

マイクロコントローラ ATmega32u4
動作電圧 5V
推奨電源電圧 7-12V
最大最少電源電圧 6-20V
ピンあたりDC電流 40mA
3.3VピンDC電流 50mA
Flashメモリ 32KB(内4KBはブートローダ)
SRAM 2.5KB
EEPROM 1KB
クロック周波数 16MHz

[電源]

マイクロUSBコネクタより電源を得ることができます。このUSB電源とVinピンに接続した外部電源は自動的に切り替わります。電源電圧が7Vよりも低い場合、5V端子の出力が5Vを下回り、ボードの動作も不安定になります。また、電源電圧が12Vを超えるとレギュレータがオーバーヒートする恐れがあります。7Vから12Vの範囲を推奨します。
基板上の電源ピンの表示は次のようになっています。
VI 外部電源を接続するときはこのピンに繋ぎます
5V USBまたはレギュレータから供給される5V電源です。外部回路でも使用可能です
3V オンボードのレギュレータで生成される3.3Vの電源です
⏚ GNDピンはこの記号で示されています

[入出力]

Serial: 0(RX), 1(TX) MicroではSerialクラスはUSB(CDC)通信を参照し、Serial1クラスがピン0と1を使用します
TWI: 2(SDA), 3(SCL)
外部割り込み:0(RX), 1(TX),2,3
PWM: 3, 5, 6, 9, 10, 11, 13
SPI: ICSPヘッダ Unoと異なり、SPIにはこの端子からのみ使用できます
RX_LED/SS Leonardoをリスペクトして用意したピンで、USB通信の動作状態を示すRX_LEDに接続されています。SPIのSlave Selectピンとも共通です
LED: 13
アナログ入力: A0-A5, A6-A11(4, 6, 8, 9, 10, 12)

[プログラミング]

Microをプログラム(スケッチをアップロード)するときは、Arduinoソフトウエア(IDE)のボードメニューで”Arduino Micro”を選択してください。

[オートリセットとブートローダの初期化]

スイッチを押さなくても済むように、Microはアップロード時にコンピュータからリセットされます。この処理は、仮想シリアル(CDC)ポートを1200baudでオープンしクローズすることがトリガーとなります。リセットによって、コンピュータとのUSB接続は中断され、ブートローダがスタートし約8秒間アクティブとなります。ブートローダはリセットスイッチのプッシュによっても起動できます。最初の電源投入時には、ブートローダを飛び越えてすぐにユーザーのスケッチが実行されます。

[物理的特性]

Microの基板サイズは4.8cm × 1.77cmですが、USBコネクタが少しはみだしています。ブレッドボードに配置しやすいレイアウトになっています。