最初の数ページで痺れました。『CORE MEMORY』は古のコンピュータたちの美しい写真集。
すべての写真に見応えがあるのですが、とくに計算機の内部に接近した映像の情報量が凄い。高密度に並べられた真空管、空中で配線された抵抗器、無数のワイア。それらからは手作業の痕跡が読み取れます。作った人の息づかいが伝わってきます。
計算機の外側から寄った写真もいい。たくさんのスイッチが並んだフロントパネルの写真がとくにいい。操作した人たちが何を思ったか想像したくなります。
引いた写真もいいですね。Honeywell 316の美しさに目を奪われます。この写真家は解ってますな。とにかく全部いい! と大絶賛せずにはいられない1冊です。
なお、著者のWebサイトでも一部の写真が見られます(Mark Richards – Core Memory)。
かっこええ!注文すますた。イカスなー。ああ、メカ達、、、、
自宅にもこういうの1台欲しいですよね。