2冊読了

IBM 奇跡の“ワトソン”プロジェクト』読了。IBMが威信を賭け、クイズ番組に出演してチャンピオンに勝つための人工知能マシンを開発するお話。面白かった。新しい計算機を作る話はたいてい面白いですな。『超マシン誕生』や『闘うプログラマー』をもういちど読みたくなりました(新版が出ているようなので)。

もう1冊読み終えたのは『Making Software エビデンスが変えるソフトウェア開発』。ソフトウエア開発にまつわる様々な調査を題材にしたエッセイ集。興味深い事例がたくさん載っているのですが、ワタクシ的にもっとも気になったのはペアプログラミングに関する話。ペアを組むときは「男女からなる異性どうしのペアの方が、質が高く創造的な解法に到達した」とのこと。そういう実験をしてる機関があるということからして面白いと思いました。

IBM 奇跡の“ワトソン”プロジェクト: 人工知能はクイズ王の夢をみる Making Software ―エビデンスが変えるソフトウェア開発