SFアンソロジー

『小惑星探査機「はやぶさ」地球への軌道に乗る』(Yomiuri)。ワクワクするニュースですな。

20世紀SF〈6〉1990年代―遺伝子戦争 (河出文庫)20世紀SF〈6〉1990年代―遺伝子戦争』読了。11人の作家による11の短編。良かった。あまり入り込めない作品もあったけど、それも含めて良かった。第5巻80年代編が読みたくなった。そうやって遡っていくと楽しそうだ。

昔、イガちゃんが「SFは長いほど面白い」と発言してました。なるほど、と思った。世界の細部まで長時間どっぷり浸れる感じ。ただ、乱読型のイガちゃんに比べると、ワタクシは選んじゃうタイプなので、どちらかというと短編指向かもなあ、とも思った。長篇の冒頭でつまづくと苦しいのですが、短編ならば、一気に飲み込んじゃうこともできるわけですね。物語が始まる段階のめくるめく感覚が一番好きなので、短編を次々読みたいという願望もあります。ちなみに、人生で最初にハマッた小説家は星新一だったりします(小学生の頃のハナシです)。