美しい山道を登っていくカデル・エヴァンスの後ろ姿(HDでご覧ください)。自転車用品のTacx社が提供している映像なんですが、この撮影に使われたのがオープンソースなカメラシステム「Elphel313」。Elphel社のカメラはハードとソフトの情報がすべてGNU GPLのもとで公開されています。
Elphelシリーズの外見は監視カメラ風。四角い箱にレンズが付いているだけで、手に持って使う感じではありません。いっぽう、現在開発が進められているHD画質のシネマカメラApertusは、Elphelシリーズをベースにしながら人間が直接操作することも想定したデザインのようです。自由な取り回しを可能にするロッドやダイヤル式のインタフェイスを備える予定。ちなみに、インタフェイス部のコントローラはArduinoになるかもしれない、とのこと。
カメラがオープンソースだとどんないいことがあるのか? この点について、ズバッとまとめられたページは見つかりませんでしたけれど、BeagleboardとGStreamerを組み合わせて、100%オープンソースな画像処理システムを構築している様子を垣間見たりすると(開発者ブログ)、なんだか難しそうではありますが、「もっとわかりたい!」と思わずにはいられません。
興味深いですね、このカメラ。僕も”カメラがオープンソース”っていうのが
良く理解できません(^^);ただ最近はハイビジョンやハイジビョンを
超える解像度を持ったデジタルのフィルムカメラが色々と話題です。
たとえば、”RED”っていうカメラ。何度か使ったのですがなかなか優秀です。
REDってこれでしょうか……
http://www.red.com/cameras/
かっ、かっ、かっこいい! カメラというより、武器! あ、District 9もこのカメラ?
値段のページを見くらべたのですが、Elphel社のカメラは一桁安いですね。安い機材を徹底的にカスタマイズして使いたい人にオープンソースが効くのかな、とか思いました。まだよくわからないですが。