ぶどうを食べながら読書してます。人の原稿を読んでいるヒマがあったら自分のを書け! というお叱りが聞こえてきそうな気もしなくはないのですが、自分のはあんまり……という心持ちなのですね。
『Googleブックの電子書籍を紙の本に――Googleがオンデマンド製本サービスと提携』(ITmedia)。使用している機械はコレ↓ですな。
自動的に本が出来上がる様子は面白いですな。この機械、日本だったら、写真屋さんに置かれると違和感ないかも。デジカメ写真をプリントする機械の横にこれがある感じ。付属の端末だけでなく、ケータイで選んでおいてピッとかざすと、本がゴロンと出てくるとか。使うかな? 当然、値段とコンテンツ次第ということになるんでしょうけど、ちょっと想像しきれない。自分的にはやっぱりKindleのほうがいいな。
家庭用に一台ほしいです。
家庭用カラープリンタが製本に対応すればいいのか。。
amazonで本を買って自宅のプリンターで製本。
ある意味物質転送の始まりかも。。?
極端に薄い紙を使えば資源の節約に、、はならないですねw
物質転送ですね。ビジネスモデル的には、書籍だけでなく新聞にも効きそうな気がします。用紙サイズが一定だから、断裁不要にできそうですし。
む。面白そうですな。ペーパーバック製造機とすると、町の本屋さんに一台置いてあると便利かもしれません。
家から注文してテクテク歩いて行くと到着した頃には完成してる、とか、立ち読みして面白そうだったらその場で注文、とか。
Amazonのお急ぎ便より速いってのは、ある意味、強烈なアドバンテージかも?
で、更に妄想を膨らませると、町の本屋さんって販売用在庫のスペースがかなり無駄になっているような気がするので、そのスペースを削減できれば、今まで以上に品揃えの幅を広げられるんじゃないでしょうか。
「発行部数の少ない本は小さな書店には届かない」みたいな話もあるみたいですし。
【なぜ本は売れないのか】(上)「着いたその日に返本」
http://sankei.jp.msn.com/culture/books/090920/bks0909200759000-n1.htm
お急ぎ便より速いですな。
オンデマンドだと、1冊あたり(1枚あたり)の印刷コストがけっこう高くなるんじゃないかな、と思ってたんですが、送料も不要になるわけだから(Amazonはいま全書籍無料ですがw)、その分もアドバンテージにできるといいですな。
あとA4まで出力できる利点を生かすとすると、コミックを単行本のサイズじゃなくて、連載時のサイズ(B5?)で出すとか。ワタクシはハチワンダイバーを小さい判型でしか読んだことがないのです。トナー印刷なので、テイストが変わっちゃうのが残念ですが(紙とトナーの質をマンガ雑誌風にできるといいな)。
書籍のコスト構造を見てみると、
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0903/24/news003.html
現状では、最終価格の15%が「紙・印刷・レイアウト」の価格であり、33%が流通に落ちる費用らしいですから、最終価格に転嫁しないのであれば、この範囲内でやりくりできるかどうか、ですね。
仮に1,500円の本だと、現状「紙・印刷レイアウトで225円、流通で495円」というのを、「700円で印刷できるか」という感じ?
んー、難しいカナー。
> あとA4まで出力できる利点を生かすとすると、
今の新書や文庫本程度だと、A4サイズに詰め込んだら10ページくらいで印刷できちゃいそうですねw。