前にも書きましたが、ワタクシは「右」と「左」をとっさに言うことができません。たとえばタクシーで「次、右です」と言おうとしても、口ごもったり、逆に左と言っちゃったりします。即答すると反対を言ってしまう確率が高いです。上と下、あるいは、前と後ろについては問題ないのですが、向きを指定するときは一瞬考えて、確認してから口に出すクセがついています。即時に反応する必要があるときは、声ではなく、指で示します。指は左右を間違わないんですよね。でも、左を指しながら右と言っちゃったりします。脳内のどこかの接続が逆になってるんだと思います。
さて、今日、エレベータに乗っていたときのことです。3階から1階に向かう途中、2階で停止しました。ドアが開くとお年寄りがいて、「下ですか?」と尋ねました。ワタクシはとっさに下を指さしました。乗り合わせていた人は、ぼそりと「下」と言いました。不機嫌そうな声でちょっと感じが悪かったんですが、無言で指をピッとやっただけのワタクシのほうがもっと悪いのかもなー、と思ったりしている間に、1階へつきました。
終点の1階で全員が降りるとき、2階で乗ったお年寄りが突然ワタクシのほうを向いてこう言いました。「ワシは耳が悪いんで、指で教えてくれてありがとうね」。
なるほど、そういうこともあるのか、と少し驚きつつ思いました。
20 thoughts on “指さし方式のメリット”
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僕もとっさに右と左をいえない人です。ゆびさしも必ず一度考えてしまいます。たぶん幼少期にさんざん叱られたせいでトラウマになっているんだと思います。
私も、右と左が分りません。教習所では困りました。「次の交差点を右」とか言われると今でもドキドキします。
十字キーを押すほうが左です
わたしは、普段は左右の感覚についてはまったく問題がないんですが、T字路に立っているミラー(2個ついているやつ)が苦手です。ミラーで左右を確認する際、ふつうなら、右のミラーにクルマが映っていると、「右方向からクルマが接近中」と認識するはずなのに、「鏡は左右反対に映るので、この場合、左からクルマが来ているのでは?」と、深読み(?)してしまい、危うく急ブレーキということが度々あります。
実は東と西も苦手です。ときどき関西がどっちかわからなくなります。南北は大丈夫なんですが。
スタパブログさんをいつも拝見してましてそちらから飛んで参りました。
私も左右わからなさすぎてまわりからかなり迷惑がられます。
「右ねっ」と言われると「うーーーーーーーん…アワワワ右っ」と汗汗になります。
これでアホ扱いされるのが不本意です!
連書き失礼します。
ちなみに私は長女です。
私もわからなくなります。
ちなみに次男です。
この件で馬鹿にされたこともあります。方向音痴の人間に・・・。
スタパさんのところから来ました。
自分も左右の判断が苦手です。
教習所でももちろん困りましたし
視力検査で口で言わされるのが
本当に苦痛でした。
小さな頃
鏡文字がなかなか直らなくて
苦労しませんでしたか?
どうやら脳の機能不全らしいですよ
本来ひっくり返しに見えているものを
脳内処理で補正するらしいので
自分もです。
小学校の低学年くらいまで左右の概念が理解できませんでした。
右も左もどっちも「横」でしかなかった。
今でもとっさには右・左は言えません。
私だけじゃ無かったんですね、左右咄嗟に言えない病!
因みに箸が左手、字は右手で、マウスは左手、テンキー右手、野球は右投げ左右打ちです。
末っ子の長男です。
あ、私も鏡文字なおすのにとーーーーーーーっても苦労しました。
左利きをなおすのも
「長女」についてはデータが乏しかったのですが、やはりそういう傾向があるのでしょうか。
鏡文字については、そういわれると自分もそうだった気がします。右とか左という字の「ノ」の位置が反対になりがちだったかも。あと、いまだに偏と旁を逆にしちゃうことがあるなー。郵とか陸の左右が逆になっちゃうの。これはたんに漢字がかけないだけかもしれません :-)
初めまして。
私は『仰向け』と『うつ伏せ』が、いつも咄嗟にわかりません。
マッサージ店で、よく固まってます。ま、一瞬ですが…
おいらも助手席ナビの時は自分に自信がないのでもっぱら指差し誘導です(笑)
ところで、どうして鏡は上下は逆にならないのに左右は逆になるんでしょう???
私も、スタパブログ経由でここに来ました。
> どうして鏡は上下は逆にならないのに左右は逆になるんでしょう???
むしろ、左右は逆になっていないのに、前後が逆になっているというのが正しいと思います。
そして、その鏡像を回転させて、前後の向きを元の物体と合わせると、左右が逆になっている……と。
あと、長男長女についてですが、そもそも今の社会では、長男長女でない人のほうが、珍しいかと。
ここで簡単に試算するために、子供を生める人間が一生に生む平均の人数を2人と仮定します。
この人数は、合計特殊出生率と呼ばれる数値が近いらしいのですが、Wikipediaの記述によれば、この値には、子供を生める人間の、それぞれの年齢における生存率での重み付けが含まれていません。
また、生まれる人間が男性、女性である確率を、それぞれ1/2とすれば、社会の中で長男長女でない人の割合は1/4になると思います。
実際には、合計特殊出生率が2より、かなり下回っている訳ですが。
道路のミラーについては、本当に深読みしなければならない場合も、ありますね。
T字路ではなく十字路の場合、向かって右側に左を映すミラー、向かって左側に右を映すミラーが設置されている場合も、ありますから。
私自身は、前記のミラーの件以外で、左右を混乱した経験は無いと思うのですが、『仰向け』については共感します。理由は、よく判りませんが、日常あまり使わない言葉だからでしょうか。
あと、マウスについては両手を使うので、左右対称タイプを愛用しています。負荷分散のためという事もあって、そのときの姿勢で使いやすい手を使っています。
いつも通販でマウスを買うのですが、掲載されている写真を見ると、そのマウスが左右対称なのか非対称なのか判りにくい、斜めの角度から撮影された写真が多くて、混乱しますね。
Wikipedia日本語版で「左右」を調べてみると↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B7%A6%E5%8F%B3
宇宙人に左右を伝える事は可能か? なんてネタも書いてあったりして、非常に興味深いのですが、英語版のほうには日本語版に無い記事があって、その中には、次のような記事もありました。
Left/right confusion
http://en.wikipedia.org/wiki/Relative_direction#Left.2Fright_confusion
小さい頃は特に左右の区別が付かないそうで、「p」と「b」は違いがわかるのに、「d」と「b」がわからない事が結構あるんだとか。
大人になっても間違えるのは左右方向で、上下方向にはそうそう間違えないらしいですね。
業務上、胃の透視撮影をしているのですが。そのときには体位変換を声のみで指示します。実際にジェスチャーしながら指示するのではなく、声だけの指示の場合、左右を間違える人はかなり多いです。それ以上に多いのが、「仰向け」と「俯せ」を間違える人。
もちろん、中には慣れない状況で舞い上がっている人もいるのでしょうが。
あーなんだか、次にレントゲンやるとき、絶対間違う気がしてきました :-)
右と左がすぐに判断できないことが生活に影響したのは、自動車学校でした。その後社会人になり、先輩を助手席に初めての得意先訪問のさい、右左を間違え、何度ど叱られたことやら。先輩に経上がってからは、もっぱら「あっち・こっち」と指差しです。どうやら、私は、あっちが右、こっちが左のようでした。後輩に指摘され、気づく始末。あーあ。