久しぶりにWatch Repair Channelから新しい動画が公開されました。今回はセイコー7S26のオーバーホール。動画の中で「セイコーのワークホース」と説明しているとおり、セイコーのもっともポピュラーな自動巻きムーブメントですな。弊社も何個か持っている。スイス時計を扱うことが多いWRCで、日本のムーブメントを詳細に扱うのは初めてかも。パート1では分解まで。パート2から注油と組立。たぶん、今夜公開されます。楽しみだー。
ルサンチマン
花沢健吾『ルサンチマン』を読んでます。新装版の上巻が終わったところ。VRからシンギュラリティーの流れ。2004年の作品ですから、時代を先取りしてたね。巻末に「初めての単行本です。ようやく1つ、世の中に残せるものができました。読んでくれてありがとうございます」とあった。いえいえこちらこそありがとうございます。
結局Boot Camp
開発用にWindowsマシンが欲しくていろいろ検討したんです。でも、買いたくなるのがなかった。DELLの”Latitude 14 Rugged Extreme“なんかはイイな、と思ったんですが、値段が表示されないので、「きっと軍とかNASAとかしか買えないんだろうな」と思って諦めました。
諦めて、備蓄していたMac MiniでBoot Campする作戦に変更。噂では、Windows10のイメージをダウンロードして、インストールの途中でWindows7以降のプロダクトキーを入れてやれば使えるらしい。ちょうど7のライセンスが1本余ってました。MacOSXのユーティリティであるBoot Campアシスタントの指示どおりに操作していくと、とてもカンタンにインストールできました。アクティベーションも問題なさげ。費用ゼロでそこそこ快適なWindows10マシンが手に入っちゃった(Windows10無償バージョンアップは2016年7月28日までです)。FPGAの開発ツールをインストールしていろいろ実験してます。このために、まっさらなWindows環境が欲しかったのです。
紙で失敗する日
喫茶店で原稿を書こうと、重い紙の資料を持って出かけたんです。良い席を確保して、資料を出したら……間違えた。違う資料だった。すごすご帰りながら、せめて買い物を済ませようとプリンタ用紙を購入。家に帰ってトレイにセットしようとしたら……B5じゃん! A4が必要なのに、B5用紙を買ってました。500枚も。紙め、ムカツク! という気分になったので、資料を何冊か裁断して、ScanSnapしてから捨てました。そしたら少しスッキリした。精神衛生に貢献してくれるハードウエアです。
La Blogothèque
La Blogothèqueが7年前のBeirutのライブ動画を公開したので、貼ります。楽しい演奏。だが、なぜ今これを? キャプションの末尾には次のようなメッセージ。
「10年近く、La Blogothèqueは音楽体験のあり方を変えてきました。あなたが好きな、あるいはたちまち好きになるであろうアーティストの美しく、貴重で、心地よいセッションを撮影してきました。あなたもここに来て、しばし、(音楽の世界へ)連れていかれましょう」
わたくしもLa BlogothèqueのTake Away Showを通じてたくさんのアーティストを知りました。日本の人も含まれる。テニスコーツとか(過去のブログ)。これが2010年か。We were evergreenやBomba EstéreoもLa Blogothèque経由で見たのがきっかけだったんじゃないかな。ほんと影響受けてます。
で、一番好きなものを貼れと言われたら、これですな。これも6年前ですな。
Delafé y Las Flores Azules | Espiritu Santo | A 'BlackXs Live Sound' Take Away Show from La Blogotheque on Vimeo.
Raspberry Pi3雑感
Raspberry Pi3をいじってます。速い、WiFi載ってる、BLEも載ってるというメリットは大きいですな。ピーク時の消費電力が大きいことと現在のカーネル(v4.1)ではWiFiの全機能が使えないこと(12,13chを掴めません)が現時点ではマイナスですけど、前者は周辺機器の情報が定着し、後者はRaspbianがバージョンアップされれば解決することでしょう。
ただ、WiFiとBLEが搭載されているのだから、USBの口はこんなにいらないし、LANの口もなくていいなー、とは思いました。RasPi A+のインタフェイス構成でPi3のチップセットが載っているボードがあるといいかも。その分、小さく、消費電力を低く、安くしてくれたほうがありがたいかも。そう思いながら公式サイトを読んでいたら、「A+のフォームファクタと同じRasPi3 model Aを年内に出したい」と書いてありました。さすが、ニーズを捉えて開発を進めてますな。年内に累計出荷台数は1000万台を超えることでしょう。ますます存在感は大きくなるでしょうな。

写真はRasPi3用にAmazonで買ってみたケース。レーザーカットされたアクリル板を重ねる構造はよく見かけますし、何個も買いましたが、これはよく出来ていると思いました。透明と黒の板を重ねているので、鏡面ぽく見えてきれい。側面には基板のLEDの光がはっきり出てきます。上面に突出した長いナットも使い道がありそう。小さい放熱器が2個付属してましたが、それはまだ取り付けてません。

