暇だし、金ないし、屋根裏等のガラクタが収拾つかなくなってきてるし、ということで、使ってない機材の売却を進めてました。2か月弱で25アイテムくらい売った。新しいアップル製品やゲーム機は地元のじゃんぱらで、他ジャンルはおもにメルカリで。
メルカリでアップルやゲーム関連の人気アイテムを売ろうとすると、変な人が寄ってきがちなので、リアル店舗で売ります。査定待ちの間、妙に緊張しますが、その場ですべて完結するので、終わってしまえばスッキリ。後腐れなくていいですな。
メルカリでカメラや時計を売っていて気付いたのは、購入代行業者の増加ぶり。「海外にお住いのお客様に代わり商品を購入し、海外まで商品をお届けするサービスを運営しています」といった内容のメッセージを最初に送ってくる。売り手であるこちら側のやることは同じなんですが、海の向こうにコレを買いたい人がいるんだな、とわかる。円安をビジネスチャンスとして活用してる感じですかね。半数近くが代行業者による購入で、4社確認できました。社名を名乗らず同様のビジネスをしている人もいそう。
一時期、YouTubeで「100ドルで買った日本のデジカメでこんないい絵が撮れちゃったヨ」的な動画を見かけました。円安のおかげで欧米のビンテージ機材オタクは楽しいでしょうな。日本で古いデジカメに15000円だしたら、イイのが買えますよね。たとえばNikon Coolpix P500番台がその価格帯。米人にはそれが100ドルに見える。ビンテージ腕時計も、eBayなら最低600ドルの時計が日本なら5万円台で手に入ったりする。わたくしも円安が加速した時期に考えました。日本で買った中古機材をeBayに出したらポンポン売れてウハウハなのでは? と。まあ、でも、実行するとなると、発送や集金のあれこれが面倒ですな。それなりのスケールが前提でしょうな。例によって脳内シミュレーションの段階で野望は萎みました。
萎んだんですが、自分でやるかわりに、ハードオフ社の株を買ったんです。ロサンゼルスや台湾やタイで店舗を増やしているらしい。わたくしが直接やらなくても、ハードオフさんがやってくれて、その配当がいただけるなら、それでいいのではないか? オレってアタマイイ! という思考経路。英語圏でHARD OFFという名称は微妙なので、ECO TOWNという店名でやっているという記事をどこかで読みました。そして今発見したのは、アナハイムのほうにECO TEKという名の店舗がオープンした、という情報。エコ・テック……なんとなく指向性が伝わってきますが、どういうお店なんでしょうね。
冒頭の写真は、一度は売りに出したけど、売れないので引っ込めた洋書。第2次大戦中のドイツ戦車の修理の写真集。こういう本は、すごーく根気よく待たないと売れないんでしょうな。待つことができない性格なのでネットで売るのはやめました。最近、CDやレコードが案外売れるという話を聞いたので、そっちを試してみようとは思ってます。