花の名

先日、YF氏に教えてもらったiPhoneアプリ『ハナノナ』に感動してしまって、道端で花を見かけるたびに試してます。

千葉工大ステアラボが開発したこのアプリの機能は明解。撮影した花の名前をAIが教えてくれます。ワタクシのように植物の名称に疎く、キレイなお花も桜とチューリップとヒマワリくらいしか見分けられない者が使うと、新しい世界が開くような感覚があるはず。

認識可能な花は770種類。今自宅の軒下等に咲いている花は全部名前がわかりました(このページの写真)。これまでは「最近なんだか白いちっちゃいのがいっぱい咲いてるなー」くらいの雑な感想だったのが「トキワツユクサがそこかしこに顔を出す季節になったのか。夏も近いですな」に変わったわけです。文化レベルがだいぶ違う。

咲いている状況によっては、カメラのライブビューの上で花の名称と予測確率がチラチラ変動して、AIも迷っているのがわかります。面白い部分。バラみたいに「〜族」とまとめられる花もある。バリエーションが多すぎるんでしょうな。勉強になります。

写真を保存すると、画像の上に花の名前がオーバーラップされます。このレイアウトが図鑑みたいで楽しい。ずっと残しておきたくなります。ユーザーの心を掴む完成度の高いアプリだと思います。