WatchMakerで時計作り

wmappついにSmartWatch3ていうかAndroid Wearで「これは楽しい!」という体験ができた。100円のAndroidアプリ WatchMaker Premiumを導入し、ウオッチフェイスを作ってみたらとても楽しかったのです。

画面の上にいろんなパーツを並べていって、自分だけの時計を作るツールですな。時分秒や年月日といった時計として一般的なパーツだけでなく、天気予報やスマホ(母機)のステータスをアイコンで表示することも可能です。ワタクシは下記の機能をまず単純に並べてみました。

天気予報
コンパス(北を指す)
ムーンフェイズ
時、分(デジタル)
秒(アナログ)
バッテリー残量
スマホのバッテリ残量
スマホのWiFi状態

手元でスマホが充電中かどうかわかるのが案外便利。だいたい勝手はわかったので、次はもっと時計ぽい顔の時計を作ってみたいと思います。

いちおう共有したんですけど、うまく行ってるのかどうか分からない……。あ、まだWatchMakerはSmartWatch3に対応していないので、LG G Watchとして設定しました。ワタクシがいじった範囲では問題なさそうです。

映画鑑賞

gpmov

Google Playの映画はブラウザ上でも再生できるので、MacのChromeで見たりもできるわけです。映画はiTunesでレンタルすることが多かったけど、最近はGoogleが増えてるかも。

ちょっと面白い機能があって、俳優が表示されているときにポーズすると、上の写真のように名前が表示されます。この女優さん誰だっけ? というときに便利。顔認識技術の応用でしょうか。

Android Wearウオッチとの接し方

最初はうまく機能を見つけることができずイライラしたAndroid Wearですが、慣れてきたら、というか、自分から機能を探そうとするのをやめたら、快適になってきました。新しいコンピュータが来た! と勢い込んでアレコレしようとするともどかしい思いをするけど、腕に着けておいて少しずつやりとりを覚えていこう、くらいに考えていれば納得できるデザインかも。接し方がようやくわかってきた感じ。

さっき、台所で料理をしていて時間を計りたくなったんです。でも、肉を切ったばかりなので、タイマーには触りたくない。そのとき「あ、そっか」と思って腕時計に「ok google、タイマー3分」と頼んでみたら、ちゃんと計ってくれました。そんなふうにだんだん馴染んでいってます。

SmartWatch3も最初ほど違和感なく腕につけています。でも、3日目にしてもうバンドがうす汚れてしまった。マットなゴム素材が埃や塵を集めて白くなっちゃうんですな。予想された展開。液晶用ウエットティッシュで拭くとキレイになります。ラグジュアリー的には、新品臭さが抜けるにつれ素材の味が出てくるのが理想ではないかと考えるのですが、どうもそういう方向ではないですな。これはバンドの問題なので、違う質感のものを強く望みます。

ちなみに、SmartWatch2のときは、やはり付属のウレタンバンドが合わなかったので、NATOストラップに替えて使ってました。幅24mmの汎用品がフィットしたんです。SW3用NATOストラップアダプタがあったらいいのか……。

声で返信

ブルルっ。SW3にLINEの着信通知が届きました。スワイプ(ドラッグ?)すると本文が表示され、さらにそれをスワイプすると返信モードへ。次の画面では、声で返事を入力することができます。今日はじめて、この流れを体験しました。

それからアラームを声で設定できるのは便利。ただし、SW3にはスピーカがなく、振動だけで知らせようとするので目覚まし時計に使うのは不安。起きれなさそう。

全体的にだいぶ慣れてきた気はするものの、依然として、もっと小さかったら(縦方向がもっと詰まってたら)良かったのになー、と繰り返し思ってます。

Google Keep

P_20141127_013321ずっと腕時計にしゃべりかけてます。Google Keepは面白い。自分の声がテキストになって、スマホとサーバーにメモとして記憶されちゃう。かなり滑らか。

使い方は簡単。スマートウオッチを4回タップ(起動→Google音声認識→メニュー→メモ)したら、滑舌よくメッセージを話すだけ。少しタイムラグがあるけど、スマホとサーバーの同期が済むとブラウザで見ているGoogle Keepのページにも現れます。

1回もタップせずに同じことをしたいときは、まず腕をクイッと動かして時計を起動し、「OK Google」「メモを取る」と唱えます。まだこの方法だとうまくいかないときがあるので練習中。

スマートウオッチ上でメモを読むことも可能。ただし、SW3では、メニューの深いところへ入っていかないと起動できない。これはもうしょうがないのかにゃー? カスタマイズの余地があるのを見落としてるのかにゃー? (世界ネコ歩きを見た直後なのでネコ語尾になりやすい)

すでに1度充電をしました。やはり、キャップをハズしてUSBケーブルを挿すのは面倒。ワイアレス充電か、せめてクレイドルは欲しいですにゃ。充電時間は短いです。

SONY SmartWatch3

sw31SONYのSmartWatch3が届きました。第一印象は「黒い」。第2印象は「Dバックルがカッコイイ」。でも、デフォルトのストラップは自分の細い腕には合わない感じ。隙間ができちゃって落ち着かないです。ケースの上下幅が狭くてラグが下がってる時計じゃないと我が腕にはフィットしないのでこれはしょうがないですな(ZenWatchのほうが良かったか……)。試着せずに新しい腕時計を選ぶのって無茶なのかも。別のストラップが出るのを待ちます。

ここからはAndroid Wearの話になると思いますけど、数時間着けて過ごした感想は、けっこうネガティブ。音声インタフェイスに頼りすぎ。使いたい機能へサクッと行けない。騒々しい地下鉄のなかで特定の機能を呼びだすにはどうすればいいんでしょう? 延々スワイプ? 狭い画面でのタッチ操作は快適とはいえません。単体での操作性を確保するには、やっぱりタッチ以外の指UIと一覧型のランチャーが必要なんじゃないですかね。それとも、あくまでもメインはスマホで、そのフロントエンドに徹するという思想なのかな。どう捉えればいいのかを自分が分かってないだけ、という可能性もあります。あるいは他のAndroid Wearデバイスだと違うのかな……。

まだデフォルトのアプリしか入ってなくて、通知とナビくらいしか使ってません。どちらも使いやすいとは思えなくて、当てにする気は起きませんでした。今後アプリをいろいろ入れて、ひとつひとつ試していけばナイスな使い道がきっと見つかる、とは思ってます。なければ作るとか。ポテンシャルはあるはず。

SW3を着けて半日歩き回った結果(あいにくの雨模様で防水試験になってしまった)、カシオの人が言っていた「スマートウオッチはユニフォーム」という話の納得度が増しました。たしか村上福之さんがAndroid Wearを使った感想として「B2B分野で可能性があるのでは」と書いていたと思うのですが、近いことを言っているのかな。汎用性よりもピンポイントにアプリの作り込みをしてその専用デバイスとして使うなら、すぐ活路が見いだせるのかもしれません。

それでは、ずっと考えてる「ハード・ラグジュアリーとしてのスマートウオッチはアリなのかナシなのか」という課題についてはどうでしょね。SW3をちょっと使っただけではアリ方向にもナシ方向にも変化しなかったです。この点については、Apple Watchの登場を待つしかないですかね。