クークー

Weavesはトロントの若いバンド。その音はちょっと支離滅裂で面白い。キャッチーだわね、と聞いていると、肩透かしを食らわされ、身構えるとまたキャッチー、みたいな感じで一筋縄ではいかない。でも面白い。とくに1曲目は耳に残りました。

moto360 1st Gen.

「第1世代は安いけど電池がもたないからやめといたほうが……」というレビューをいくつか見たので覚悟はしていたんです。たしかに、最初はみるみる残量インジケータが減っていって驚きました。でも、ファームウエア・アップデートをしたら(すごく時間がかかったけど)、電池に関する不安はなくなりました。よく持ちます。

少し扱いにくいと思っているのはブレスレット。自分でコマ数調整をする場合は、細めのピン抜き工具が必要です。慣れれば作業性はいいと思います。他の時計と同様、手首が細い人は最適な長さ(コマ数)に設定するのが難しいですな。普通の時計であれば、迷ったらやや緩めにしておいて様子を見ればいいと思うんですが、この時計の場合、そうすると手首をクイッと動かすジェスチャーが入力しにくくなるし、心拍測定に失敗しやすくなっちゃう。ブレスにアジャスタがあればいいのに。操作性を考慮すると、皮ベルトのほうが快適かも。もう少し追い込みますけどね。

もう1個、皮ベルトタイプを買おうかな。さらに安いお店を見つけたんです。eBayのここは95ドル。たぶん「整備済み製品」が届くと思います。変な箱に入っていて、ちょっと不安になるかも。ぼくのもそうでした。普段、ぼろぼろのビンテージ時計ばかり買っているので、その程度では動じませんけどネ。

新旧2世代

IMG_0410「気に入ったら2個買っとけ」。これはあらゆるハードウエアについて言える鉄則ですよね。それに従って、moto 360も2個目を買いました。ただし、第1世代のメタルブレスレット仕様。その理由は下記のとおり。

・第1世代は激安で、eBayなら100ドル前後で購入可能。今回は送料込み125ドル。
・デザインは初代のほうが凝っているので使ってみたくなった
・夏が近づいてきたので革ベルトだけでなく金属ブレスレットも用意しておきたい(2ndとの互換性はないです)
・大きい画面を試したかった(2ndは42mmモデル、今回は46mmモデルを購入)

2個買いの鉄則は、予備を買っておいて故障やディスコンに備えようという趣旨なので、今回の買い方はちょっと違うんですけど、やはりある製品の初代と後継機を比較するといろいろ感じ取れますな。スマホ側で2個のAndroid Wearを管理するのは問題なさそう。しばらく、とっかえひっかえしながら使ってみます。

ほろりとくるVR

予備知識なく、この動画を見始めたとき、妙に収まりの悪い構図だな、と思ったんです。まあ、そういう演出なんだろう、と自分を納得させながら途中まで見て気づいた。これ、VRなんですね。

「GoogleスポットライトストーリーはモバイルやVR向けに制作された新しい形式の動画で、スマートフォンの画面からストーリーを360度見渡すことができます」

1回ブラウザ上で最後まで見てから、AndroidのYoutubeアプリで再生しました(iOSでもOKみたい。ブラウザでは操作が面倒)。すると、端末を向けた方向に「カメラ」が動いて、ストーリーをいろんな視点で見ることができます。主人公とは反対の方向をみると意外な光景だったり。ロードムービーにしたのは、いいアイデアですな。ウクレレ少女がビッグになっていくストーリーもホロリときます。こういうVRもあるんだな、と、少し感動しました。

自転車に乗るとわかるらしい

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わりとマジメにGoogle Fitを使っています。1日の運動量が100%以上となるように心がけています。いまのところ4勝1敗。Fitがなにをもって100%としているのかは、よくわかっていません。とりあえずデフォルトの設定のまま試しています。感心したのは、アクティビティーの検出精度。自転車に乗ると、自動的にそれを検出して正確に時間を記録してくれます。どうやってるんでしょうね?

少しググッてみると、加速度センサで測定している、自動車に乗ってるのに自転車と表示されることがある、いやMoto 360ではカンペキだよ、といった意見が見つかりました。弊社の環境(Moto360 2nd gen + Nexus6)ではいまのところかなり正確にトラッキングされているようです。

レトログラード

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Moto 360のフェイスは、プリセットされているものをひと通り試した結果、『レトログラード』を選んで使っています。時計におけるレトログラードとは、針がクルマのワイパーのように往復運動をするメカニズムのことですな。最初、このフェイスを見たときは「コンピュータでレトログラード風のアニメーションを見せられても有り難くないね」と思ったんです。でも、使ってみるとこのデザインはよく考えられてると思えてきて、だんだん気に入ってきました。

よく考えられていると思った点:
・画面の下半分には「カード(通知のテキスト)」が表示されますが、時刻表示は上半分だけで読み取れるため隠れない
・12時が中心になっているので、12時間で1周する普通のアナログ時計と似ていて慣れやすい
・目盛りの始まりと終わりを6時としたことで、1日を昼と夜に分けて捉えることができ、それが自然に感じる(ムーンフェイズに似ているかも)
・針が逆行(レトログラード)する瞬間を目撃すると嬉しい

日に2度しか発生しない時針の逆行はまだ目撃していません。アラームをセットしておこうかな。