2025年の小生は1台もパーソナルコンピュータを買いませんでした。過去40年の間で初めてのことかもしれません。20歳のときに買ったPC-9801VM2から始まって、毎年必ず何かしら買ってきたと思います(中学生の時に手に入れたPC-8001と高校生の時のPC-8801は親に買ってもらった)。
64GBメモリのMac StudioかRyzen AI HX370あたりを導入する意欲はあったものの、2023年に買ったRTX3080Ti搭載のAlienwareが遊んでいたので、それを手なずけたら充足してしまいました。最近、メルカリやアマゾンを見ると、メモリ高騰の影響か、64GB以上のメモリを積んだ計算機が高額化しているように見えます。買い時を逸した感じはあります。
タブレットは買いました。iPad A16とFire HD 8インチの2枚。Fire HD 8は当初の予想よりもモッサリしてて、Webブラウザや動画系アプリを使う気にはならず、Kindle専用機となっています。漫画や雑誌を読むための端末(活字本はスマホで読んでます)。寒い季節に入って発見したのは、Fire HDの樹脂筐体はiPadよりも冷たくなくて、深夜の布団から手だけ出して読んでいるときに少し楽なこと。それと画面の縦横比が固定レイアウトのKindle本に適してる。もちろん、コンテンツしだいですけどね。
今年はパソコンを買わなかった、という話でした。理由はいくつかあるでしょうな。進歩のスピードが落ちて、頻繁に買い替える必然性が無いというのが一般的な理由だと思います。バリエーションが減って、好奇心から買いたいと思えるパソコンが少ないというのがマニアっぽいの見方かな。パソコンの役割がスマホやタブレットやゲーム機やクラウドに分散していき、相対的に価値が低下し続けているから投資が後回しになっちゃうという言い方もできそう。
あ、そうだ、Steam Deckは買う気だったんです。でも、いつみても品切れなので、「小さい画面がついてる速めのPCが欲しい」という一段階抽象化した購買欲を保持してます。ASUS ROG Allyを売らなきゃ良かったな。今年はPCを7台処分したんです。それで、少し寂しい感じがあるのかも。まだ掃いて捨てるほど残ってますけどね。