印刷の匂い

WIRED VOL.19 (GQ JAPAN 2015年12月号増刊) /特集 ことばの未来久しぶりに買ったWIRED日本版。Vol.19ですか。字が小さくて読みにくいし、Kindleなら360円なんだけど、ジュンク堂で紙版を買いました。電子版より高いとはいえ、500円で出し続けているのは偉いですな。ぱらぱらと印刷の匂いを嗅いでます。

シチズンスーパーデラックス

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キレイにできたから写真あげちゃおうっと。シチズン、スーパーデラックス。「1機種で当時100万個を達成する等、シチズンを代表する製品の一つです」(シチズンディスカバリーより)ということなので、ビンテージ市場でもありふれているように思えますが、程度の良いものはなかなか見つかりません。これは良いです。清掃・注油したら動きも良くなった。ロゴが立体的で手間がかかってる感じ。昭和30年代です。

川サーファー

丘サーファーって言い方がありますが、この人たちは川サーファー。ただし、本物のサーファー。モンタナとかあっちのほうの山間部の濁流に乗っています。なんだかカッコイイ! 映像も素敵ですな。

ロンジン

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文字盤が割れてるし、1日に5分遅れるけど、綺麗でかつかっこいいロンジン。おそらく90年ほど前の製品。綺麗とかっこいいが両立するところが凄いと思うんです。

独立時計師・浅岡肇

届いたその日に『ジャパン・メイド トゥールビヨン』読了。いま日本で一番すごいメイカーは誰かと聞かれたら、この本の主役、浅岡肇さんではないでしょうか、と答えます。

浅岡さんが時計作りに取り組み始めたのは2004年。”Watchmaking” という本を参考にしたほかは全部独学らしい。グラフィックデザインの仕事をやめて時計一本に絞ったのはリーマンショック後という話もどこかで読んだ。本の最後には「意匠デザイン、機構設計、機械加工、仕上げ、塗装、組み立て、どれを1つとってもすぐに究められるようなものではない。どのようにしてここまでのレベルに達したのか、いまだに謎である」と著者のひとりが書いている。

twitterやfacebookの書き込みを見ていると、好きなことを理想に至るまで追求し続ける人なんだろうな、ということはわかります。でも、ただ闇雲に追求しても、なかなか成果は出ませんよね。完成させる能力も必要。そこも凄いところが凄い。

やっぱ凄いな……と何度もつぶやきながら読んだ1冊でした。

ジャパン・メイド トゥールビヨン-超高級機械式腕時計に挑んだ日本のモノづくり- (B&Tブックス)