128台のコンピュータ

Mac Miniを「これまでに入手したコンピュータ」のリストに追加したとき、128台目であることに気づきました。記念すべき1台に……なったりはしませんね。このリスト、近年はあまり気にしてないんです。「コンピュータ」が薄く広がっちゃったので、なにをリストに加え、なにを加えないか、という基準が、だいぶ前から曖昧になってます。

NEC PC-8001
NEC PC-8801
NEC PC-8801mk2SR
NEC PC-9801VM2
NEC PC-8201
NEC PC-98LT
EPSON PC-286V
EPSON PC-286LE
SHARP X68000
National FS-5500F2

これがリストの冒頭10行。みんな「パソコン」ですね。10行目のナショナルはMSX2です。1987年頃。この後もずっとこの調子なら簡単だったのですが、HP95LXが登場したあたりからパソコンという概念が拡散し始めます。リストにHP95LX、100LX、200LXは入ってます。DOS化できたMobile Gearも入ってますが、Windows CEモデルは入れてません。パソコンとは言えない、という判断ですね。

iPadやRaspberry Piもこのリストに入ってません。Surface ProやラックマウントのDELLは入ってます。自作PCは、ケースとマザボを新調したときだけ記入したはず。年々、基準が複雑になっていって、いつからか主観的に「パソコンを買ったゾ」と思ったときだけ書き加えるようになりました。

この写真は1990年頃の自分ちのパソコンの様子。PC-286Vの上にLASER PRINTERというシールが貼られたドットインパクトプリンタがあって、床にPC-286LEとMacintosh SE/30が置かれてる。このSE/30は自分のじゃないです。リストに入ってない(何を持っていたか忘れるのでリストが必要なんですね)。たぶん仕事で必要なファイルをやり取りするのに、パソコンごと転送したんでしょうね。

今世紀に入って、パソコンの役割の大部分がインターネットへ移動し、ブラウザが動けば端末なんてどれも一緒でしょ?と言われがちな状況になりました。新しいパソコンをリストに加える意味も薄まって、後半は読み返しても面白くないです。

面白くはないんですが、これからも「パソコン買ったぞ」と思ったときは、書き足すでしょう。何台までいくか?

ドット抜け

ディスプレイを新調したんです。はじめてのXIAOMI。27インチ4K、USB-C端子あり、カラーキャリブレーション済みで31500円(ポイント還元適用後)。すごいコスパ……と思ってたら、ありました。画面中央付近の目立つ位置に不点灯素子。背景を白くすると、ぽちっと黒っぽい点が見える。あゝ残念無念。それ以外は良いです。コスパはすごい。黒点は精神力で消去。

続いて、8年使ったメインのPCを更新しました。DELLのゲーミングノートからHPのミニPCへ。ただし、2022年式の中古。SSDだけ新品に換装。ほぼ同額の出費で深圳ブランドの新品ミニPCが買えましたけど、ちゃんとしたライセンスと素性のわかってるSSDが欲しかったのです。CPUのグリス交換やファンの清掃など、できる整備はして、使用中。いまのところ安定してます。ダイソーのディッシュラック(200円)に装着して机の下に設置。

クラムシェルモードで使っていたでかいノートPCが机の上から消えてスッキリ。その空間に導入したのが、Mac Mini M2Pro。これまた中古。32GBモデルが14万円台で出ていたのでローカルLLM用に確保しました。Gemma4 26bも動作します。

Apple社CEOが近日中の値上げを予告しましたな。新品は当分お預けだろうな。MacBookはいまだに2019年式を使っています。Intel Macなので次のOSは非対応。行き止まり。でも、ディスプレイとキーボードは快適だし、Touch Barは使いにくいけど今となっては気分を変えてくれる面白要素。だから、バッテリーが膨れるまでこれで行きます。

古パソライフ

何もかも値上げでやばい金額になってますな。まだ2月ですけど、今年もパソコンは買わないかもしれない。当面は、新しい強まった機械を導入するかわりに、古い良質な端末を今風にアレンジして使うことにしました。

たとえばこのレッツノートは、数年前に未使用品を買って備蓄していたもので、発売はたぶん10年くらい前。バッテリーを自分で交換できるのがありがたい。OSはUbuntuにして、Gemini CLIをインストールしました。ターミナルで動くGeminiのインタフェイスですな。これで、最先端のコンピューティングパワーを古パソ(ふるぱそ)で享受することができるわけです。日本語入力が鬼門になりがちですが、わたくしの場合、Mozcを入れてキーアサインを「ことえり」に設定するだけで、ほぼイケます。

手元の機械は増やさないかわりに、クラウド上の資源はあちこち試してます。たとえばRunPodとか。今お店で買ったら100万円くらいしそうな機械を1時間100円くらいで貸してくれるサイト(金額感はテキトーです)。欲しいものが納得して買える値段になるまでは、こんなふうに凌いでいく方針。

このサイトは暗号化された

当サイトを暗号化しました。httpsにしたってことですけどね。世の流れを無視してずっと平文でしたからね。Let’s Encryptをcertbotで導入したら、あまりに簡単でびっくりした。コマンドを何度か実行しただけ。設定ファイルは一度も触らなかった。3か月ごとの証明書の更新も自動的にやってくれるらしい。話が出来過ぎているので、少し心配になり、コマンドの出力をGeminiに見せて確認してもらいました。大丈夫だそうです。もう自分では何も考えなくていいね。

今年はパソコンを買わなかった

2025年の小生は1台もパーソナルコンピュータを買いませんでした。過去40年の間で初めてのことかもしれません。20歳のときに買ったPC-9801VM2から始まって、毎年必ず何かしら買ってきたと思います(中学生の時に手に入れたPC-8001と高校生の時のPC-8801は親に買ってもらった)。

64GBメモリのMac StudioかRyzen AI HX370あたりを導入する意欲はあったものの、2023年に買ったRTX3080Ti搭載のAlienwareが遊んでいたので、それを手なずけたら充足してしまいました。最近、メルカリやアマゾンを見ると、メモリ高騰の影響か、64GB以上のメモリを積んだ計算機が高額化しているように見えます。買い時を逸した感じはあります。

タブレットは買いました。iPad A16とFire HD 8インチの2枚。Fire HD 8は当初の予想よりもモッサリしてて、Webブラウザや動画系アプリを使う気にはならず、Kindle専用機となっています。漫画や雑誌を読むための端末(活字本はスマホで読んでます)。寒い季節に入って発見したのは、Fire HDの樹脂筐体はiPadよりも冷たくなくて、深夜の布団から手だけ出して読んでいるときに少し楽なこと。それと画面の縦横比が固定レイアウトのKindle本に適してる。もちろん、コンテンツしだいですけどね。

今年はパソコンを買わなかった、という話でした。理由はいくつかあるでしょうな。進歩のスピードが落ちて、頻繁に買い替える必然性が無いというのが一般的な理由だと思います。バリエーションが減って、好奇心から買いたいと思えるパソコンが少ないというのがマニアっぽい見方かな。パソコンの役割がスマホやタブレットやゲーム機やクラウドに分散していき、相対的に価値が低下し続けているから投資が後回しになっちゃうという言い方もできそう。

あ、そうだ、Steam Deckは買う気だったんです。でも、いつみても品切れなので、「小さい画面がついてる速めのPCが欲しい」という一段階抽象化した購買欲を保持してます。ASUS ROG Allyを売らなきゃ良かったな。今年はPCを7台処分したんです。それで、少し寂しい感じがあるのかも。まだ掃いて捨てるほど残ってますけどね。