プランク・ダイヴ

グレッグ・イーガンの『プランク・ダイヴ』を読みました。この人の長篇SFはハードさのあまり途中で挫折しかけるのですが、短篇の場合は難しさとアイデアの意外さのバランスがいいのか、最後まで一気に読めますな。人工知能、クローン人間、ファーストコンタクトといった王道を行くテーマがずらり。久しぶりにSFを楽しみました。

プランク・ダイヴ (ハヤカワ文庫SF)

Processingをはじめよう

もうそろそろ書店に並ぶと思います。はじめようシリーズの新しい本『Processingをはじめよう』。Processingの開発者ふたりが自ら執筆した入門書です。ワタクシは翻訳を担当しました。

この本は初心者が対象で、プログラミングの基本的なテクニックをProcessingというツールを使って説明しています。画面に絵を描くプログラムを繰り返し作りながら、徐々に高度なテクニックをマスターしていく構成になっていて、常に結果を目で見て確かめることができます(インタラクティブな作例も豊富)。グラフィカルなアウトプットがあるほうが、数字や文字だけのレッスンよりも楽しく効果的。そういう考え方に基づいている本です。

以前、増井さんが書いていたように(pitecan.com)、Processingは昔のBASICを連想させます。この本の著者も子供の頃のBASICやLOGOでの経験をもとにしている、と書いてます。「むかしBASICはいじったけど、プログラミングはずいぶんご無沙汰だなあ」という人にオススメしたいです。プログラミングの入口を提供し、コンピュータを操る楽しさを発見・共有するためのツールとして、Processingはとても優れているんじゃないでしょうか。『Processingをはじめよう』はそうした入門あるいは再入門の手引き書として、最初に読まれることを想定して書かれています。

近日リリース予定のProcessing 2.0では、JavaScriptとAndroidのコードを共通のソースから生成できるようになります。OpenGLの描画性能も向上するようです。各分野に特化したツールと比較すると性能面で見劣りするかもしれませんが、Processingに親しんでおけば、いろいろな分野を簡単につまみ食いできちゃいます。現在、ワタクシ的にもっとも興味があるのは、Android + Processing + Arduinoという組み合わせでの開発。日々、成長が続いているプロジェクトです。

Processingをはじめよう (Make: PROJECTS)

日本のKindle

Amazonが日本でもKindleビジネスをスタートするという報道が流れましたね。「小学館、集英社など出版大手と価格設定などで詰めの交渉に入っており、年内にも日本語の電子書籍を購入できるサイトを開設」(@nikkei)。第一撃はKindle Fireとの合わせ技という感じでしょうか。とても楽しみです。Appleはまだ動きませんかね。彼らはiBooksよりもNewsstandから攻め入るほうがいいんじゃないかな、と思ったりしてます。

Clara C

そろそろClaraちゃんいってみましょうか(いつ貼ろうかと、しばらく考えてました)。Off Beat。このあと、立派なPVを作ったようですが、ここには仲間内でやってる感の出てるこちらの演奏を貼っておきたいと思います。