自転車に乗った後でも読む本

既にだいぶ乗ったあとですけど『自転車に乗る前に読む本』というブルーバックスを読んでいます。「生理学データで読み解く身体と自転車の科学」という副題の通り、データに基づいた良い乗り方が解説されている。こういう主旨の本を過去にも読んだことはありますが、多くの場合、元になっているデータが海外の競技者のものだったりして、どこまで参考にしていいのかわからなかったんですね。この本では、日本の幅広い自転車ユーザーのデータが使われています。機材についても国内事情にマッチしていて、普通の電動自転車でも運動になるのか?という視点でも詳しく調べられていたりします。シェアサイクルのヘビーユーザーである小生にはかなり参考になりました。

突然ですが、下記のデータは、小生がさきほど地元のショッピングモールへ行ったときの心拍数とスピードのグラフ。坂の多い道なので、心拍数は高めですな。信号待ちでもあまり下がっていない。前述の本では「日本の街中は信号機が多く、そこでの停止・発進のさいには大きな筋力を使うことになるので、運動強度を変動させるインターバルトレーニングを自然に行うことができる」というポジティブな捉え方でした。こういう発想は大事ですな。

年末年始もサイクリングと料理しかしてませんでした。もうずいぶん長いあいだ仕事してないなー。ま、いいか。本年もよろしくお願いいたします。

TNF DAY HIKER

結局、ランバーパックを購入してしまった。ノースフェイスのデイハイカーの旧モデル。調べたところ北米では7、8年前まで売られていた商品だと思われます。ハードオフをぶらついていたら使用感がまったくない個体があったので確保した次第。4400円でした。既に数日間メインバッグとして使ってます。体が軽く感じられて良いです。ただ普段使ってない筋肉を使ってる感じもある。肩と腰の痛みは軽減されましたが、違う部位が痛くなったら嫌ですな。結論はまだ。

THERMOSと双眼鏡(ニコンの8×40)とオヤツ(アンパン+ポテチ)を持って出かけることがある昨今なので、このくらいの大きさが必要なんですね。ショルダーストラップの作りが良く、重いときは肩で負荷を分散することができます。ココがランバーパック/ヒップバッグ類を評価するときのわたくし的重要ポイント。

ミカン詰め放題

あいかわらずボロいフルリジッドのチャリでトトロの森を激走したりしてます。いつか転ぶよなー、と思いながら。

通り道の自転車店へ寄ってみたら重厚なMTBが並んでいて、これならどんな道もラクそうだなーと思ったのですが、ラックにかけたボロい愛車を見ると、どう考えてもこっちの方がかっこいいので物欲はすぐ鎮火しました。

街道沿いの八百屋でミカンの詰め放題をやってました。小生に必要なのは、大きなカゴがついた自転車なのでは? と思いました。

走り溜め

暑くて走れない時期(長い)と寒くて走れない時期(長い)の間にせっせと走り溜めしておかないといけません。サイクリングの話です。

クルマも人も少ない米軍基地のまわりの道で鬼漕ぎして最大心拍数を計測したり、市街化調整区域で放置され竹林に飲み込まれつつある小屋を観察したりしてます。こういう小屋、ひとつ貸してくれないかなー。自分用の基地にしたいなー。とか夢想しながら。

シンデレラフィット

帽子を新調しました。セカストで買った中古ですけどね。新品はリスクが大きすぎて買えないです。どういうリスクかというと、頭に合わないリスク。見た目のフィット感は鏡の前でかぶってみるだけでわかりますが、自転車で爆走したときにどうかは自転車で爆走してみないとわからない。合わないと直ちに脱げてとんでっちゃいます。

長年の経験により、飛ばなそうな帽子は見当つくようになりました。でも、100%には程遠い。良さそう、と思って買ったものが、自転車に乗ったとたんパーンと脱げちゃうことはよくあります。頭囲の調整ができるものはキツくしてやれば飛ばないんですが、それを長くかぶっていると頭痛になります。緩めに設定しても飛ばない安定感は形状や素材から生まれるものと思われます。しかしながらどんな形状と素材が最適かは断定的に言えない。最後は実際に着用して試してみるしかない。新品でそれをやってると費用がかかりすぎる。というわけで、普段から古着屋さんの帽子コーナーをまめにチェックしてます。

このMILLETの市価は5000円くらいかな。セカストでは1600円でした。一見したところ、使用感ナシ。買ってすぐ、近くのトトロの森を爆走。頭囲設定を緩めにし、直線コースで目一杯踏んでも微動だにしない安定性を発揮しました。素晴らしい。俺の頭にシンデレラフィット。

ランバーパック

お盆明けに軽いギックリ腰をやってしまい、それ以来、カバンは腰に装着してます。肩や背中で担ぐと再ギックリの危険性が高まるので、腰です。ふるーいPORTERのヒップバッグを屋根裏倉庫から発掘しました。11インチiPadがかろうじて入る大きさ。ショルダーストラップもあって脱着が楽(荷が重いときは肩で吊ってからベルトを締めます)。昔、自転車用に買ったものですな。

この手のバッグにはいくつかの呼び名がありますね。ウエストバッグとかランバーパックとか。吉田カバンのカテゴリーには「ヒップバッグ」があるので、私はそう呼んでます。腰に固定する構造だからランバーパックと言ってもいいはず。

モンベル、ノースフェイス、マウンテンスミスといったアウトドアメーカーのカタログにはランバーパックがありますな。もともとはマウンテンスミスが流行らせた呼び方だったハズ。30年くらい前、私もひとつ持ってました。今回の腰痛を機に、新しいランバーパックを買おうかにゃー、と検討中です。ショルダーストラップは欠かせない。軽くて撥水性があってiPadが入るサイズを希望。試着せずに買うと後悔しそうなので今は下調べの段階。

はい今回は鞄談義でした。腰痛対策には体幹トレーニングが最重要ですけどね。