ノルウェイ発

New AVR board from Norway
AtmelのAVRマイコンボード『DB101』が届いた。128×64ドットの液晶と小型ジョイスティックが載ってる名刺サイズの小さなボード。ゲーム機的なデザイン。ノルウェイからの送料込みで39ドル。ただし、これはバックライトなしバージョンの特別価格。通常のロットは、RGB LEDのバックライトがついていて、79ドルとのこと。さて、これで何を作りましょうかねえ。

AtmelのAVRマイコンの部門がノルウェイにあるので、ノルウェイから送られてきたのだと思うのですが、ノルウェイから郵便が来たのは初めてだったので、ちょっとうれしかった。スタンプにささやかな異国情緒を感じた。王冠の下のクルッてなってるものはラッパですかね? ノルウェイの郵便配達員はラッパを持っているのでしょうか。

サイドウッドあり

サイドウッドこれは先日完成したヘッドフォンアンプ。ひとつくらいはアルミシャーシに入れてみるか、ということでこんな感じに。高級感を演出するためハンズで買ってきた木の板を側面に装着。いわゆるサイドウッドですな。
実を言うと、できあがったものは、予定していたのと違うテイストになってしまってるんですけど、これはこれで良しとしよう。昭和の気配がするでしょう?
やっぱりガワが一番難しいですな。このバージョンの最大の問題は、電池交換のためにわざわざネジを4本はずして分解しなきゃいけない点にあります。

日本橋までお買い物に

ニッポンバシ大阪・日本橋の共立電子へ行ってきた。オンラインでは注文できなくなってしまった部品があって、それがどうしても欲しかったんだけど、店舗(シリコンハウス)で尋ねたら在庫ありました。
共立のネット通販は、カード決済が使えるうえに、小さい部品なら定形外郵便で送ってくれます。秋葉原へ行く電車賃より安い。なので、ちょくちょく利用しているのですが、大阪のお店へ行ったのは今回がはじめて(ていうか日本橋自体が15年ぶりくらい。変貌してた)。オンラインショップでしか見たことなかったお店のリアルショップを訪れるのってちょっと不思議な感覚がありました。バーチャルからリアルへ。旅の効果ですな。

バーチャル電子工作

OP275 出力側のカップリングコンデンサなし 入力は0.2vp-pのサイン波(実機はPCで生成)
OPアンプの本を読んだけど理解できない。分数の分母のところがまた分数になってるような式がいっぱい出てきてイヤ~ンな感じ。世の中のアナログ回路技術者の方々は、これをちゃんと理解しているのでしょうか。凄い。尊敬。

でも、ある本には「こうした煩雑な式を用いるより、回路シミュレータで定数を求めることが増えています」みたいな記述もあった。そりゃ分数の計算ばかりやってたら効率悪いですよね。

回路シミュレータは、雑誌を読んでいてもよく出てきます。SPICEとかいうやつ。コンピュータ上に仮想の電子回路を構築し、その動作を再現分析できる。サイバーじゃん! 難しそうなので避けてましたが、分数よりマシな気がしてきたので入門書を買ってきて一晩じっくり取り組んでみた。

OrCADのお試し版をインストール。回路規模の制約はあるものの、OPアンプ一発のヘッドフォンアンプの実験をするくらいなら平気そう。

作業は、まず回路図を入力するところから。作ってはみたけどいまいちスッキリしないヘッドフォンアンプ9号機の回路を入れてみた。何度か使ったEAGLEよりも快適に描けました。次にシミュレーションの条件を設定。オシロで調べるときと同じようなことを、画面の上でやるわけですな。そして実行。

写真はその結果。左は実機の入出力をオシロで観たもの。右がPSpice(OrCADの回路シミュレータ)の解析結果。現実とバーチャルが完全に同じ状態を示しています。カッコイイ!

電子工作に入れ込んでいるのは、実体のあるものを作る楽しさを求めてのことなんですが、回路シミュレータをいじっていたら、「バーチャル楽しい……」という感覚も立ち上がってきた。ていうか、おれバーチャル好きだし!

本来の目的であった、発振したバージョンを再現することには成功していません。シミュレータを使ったからといって原理の学習が不要となるわけじゃない。当然ながらシミュレーションと現実の違いって話もありますな。そのギャップに哲学の余地があったりね。もう少し探求してみます。

自分仕様

バラック
しつこく作ってるヘッドフォンアンプ。またシンプル路線へ回帰。これ以上減らしたら動かないくらい最小限の部品数。ケースもいらねえ! ていうか、入れ物をうまくアレするのが一番大変という結論です。なので、小学生の頃、カマボコ板の上にコイルやラグ板をネジ止めしてラジオを作ったあの感覚まで遡ってみた(実際に使ったのはカマボコ板じゃなくて、ハンズで買った花梨の木の板)。

ボリュームは2連タイプをやめました。2連ていうのは、ステレオ用に2つの可変抵抗器が一体になってるタイプね。ひとつのつまみで左右の音量が増減します。普通のステレオセットはそうなってる。それをやめて、チャンネルごとにひとつずつボリュームを配置した。こうすると、左右の音量を別々に設定できるわけですな。

どうも最近、音楽を聴いていると音が真ん中にこない感じがするんですよ。原因はいろいろ考えられますが(部品の精度が揃っていない? ヘッドフォンがいかれた? 自分の耳の問題?)、左右独立のボリュームにすることで、手動でピッタリ真ん中へ持ってこれるようになりました。気持ちイイ!

スライドボリュームだとそんなに不便じゃないし、これはこれでアリかも。変な仕様ですけど、自分専用のソリューションを試せるところが自作の楽しさですな。

現在の課題は使用するOPアンプによって発振が起きてしまう点。発振はダメです。ダメだけどアナログの面白いところでもある。でも、なぜ発振するのか、原理がよくわからない。そのあたりをちゃんと理解したうえで抵抗値などを決められるようにならないと、これ以上の成長はないだろうな、という意識はあります。そう簡単に理解できるとは思えないんですけどネ。