旅屋への旅

仕事が順調に片付いたので、予備日を使ってサイクリング。新井薬師の文房具屋さんで「紙」を買ってくるのが目的。走行時間は90分。暑いので、ゆっくり走りました。

往路途中、沼袋駅前のバス停で、停車中のバスを追い抜いたとき、ガツン!と大きな音が背後から聞こえたんです。明らかにヤバイ音量。すぐには止まらず、30メートルほど進んでから振り向くと、バスの後部にVWゴルフが追突していた。ノーズが潜り込んでしまったようで、後進するとバンバーが砕けて、また大きな音がした。バスの運転手さんは冷静に衝突部分へ歩いていき、電話をはじめた。そこまで見て、自分の行程に戻りました。

十分な道幅があって、バスが停車して数十秒が経ってからの事故ですから、ゴルフの運転手がよそ見をしていた可能性がありますな。実は、この日、なんでもない道で最徐行しているクルマに繰り返し遭遇しました。たとえば公園の脇の道。自転車でパスしながら車内をみると、スマホをいじってる。そして周囲を見ると、ポケモンGoをプレイしている雰囲気の人がたくさんいた。追突事故もポケモンGoが原因だったり? と想像しました。

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沼袋を抜けて中野に着くと、自転車をスーパーの自転車置き場に停めて、中野ブロードウエイのアンティーク時計をチェック。3階のジャックロードがすごい混雑。売れてる気配。ワタクシは何も買わず、スーパーで調達したオヤツ(小倉アイス)を摂取してから、また自転車に乗って薬師銀座へ。そのはずれにあるのが、旅を感じる文具雑貨店『旅屋』さん。満寿屋の紙を使った小さい原稿用紙を買おうと思っていたのですが、『クレールフォンティーヌ』というノートを買ってしまいました。インクに恋する紙だそうです。ウォーターマンの『Serenity Blue』で書いてみると、透明感のある青が浮き上がって、これが恋か……という気分になりました。

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このあたりまで来たら、新井薬師には必ず寄ります。小学生のころは、八の日の縁日によく来ました。この日は人影まばら。本殿の横に蓮が並んでいた。その写真を撮ろうと寄っていったら、参詣の人が賽銭箱の前で般若心経を唱え始めた。手を合わせて、目を閉じて、暗唱。自転車を押して境内から出るまでその声が聞こえてました。

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帰り道は、江古田・練馬経由。中野ほどではありませんが、駅前の変貌が目に付くエリアです。キレイなケーキ屋さんが突如出現したりするので、油断できない。食文化以外の文化はあまり発達してませんけどね。石神井川のアップダウンはゴリゴリ踏んで通過。ゼエゼエハアハア。帰宅して自分の調子に意識を向けると、予想ほど消耗していなかった。ようやく夏の暑さに慣れてきたということでしょうか。

クオーツダイバーズ

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古い腕時計は防水性が弱くなってますから、上手く整備できたと判断しても夏場に外で使うのは避けてます。汗や洗面の水がかかるくらいなら案外平気だったりするものの、やはり気になっちゃうので。この時期に着けて出かけるのは、スマートウオッチか新しめのダイバーズ。機械式のかっこいいダイバーズはたいてい大きくて高価なため、クオーツです。いま気に入っているのは、シチズンのチタニウム・エアダイバーズ200m。ベゼル径39mm。もうちょっと、あと1mmか2mm小さいと、もっと良いんですけどね。8500円で落札し、ベルトだけ換えました。まだ夜光がフレッシュで、暗闇に入るのが楽しいです。実用性で評価したら、こういう時計が一番。

もし、チュードルのミニサイズのサブマリーナ(自動巻き)が2万円くらいで手には入ったら、全力でメンテナンスして喜んで使いますけど、そういう奇跡は起きないので、夏の間はコレですね。時計趣味はお金が「かからない」と言えるスタイルを模索中です。

青い体験

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8月ですな。暑いですな。今日は午前中から気温が32度を超えた模様。生死の境にいる気がします。

冷房の効いた部屋で落札した万年筆をいじっていれば危険はありません……と思っていたのですが、さっきは危うかった。千円台で買ったWatermanをいじっていたんです。見た目はとても綺麗でサリサリと気持ちよく書けるペンでした。しかし、欠陥が潜んでいたのです。ニブの根元付近からインクが漏れて粒になり、ポトリポトリと垂れました。

気づくのが遅れたせいで、1滴だけ、MacBook Airのトラックパッドに落ちてしまった。広がったインクがパッドの端のわずかな隙間に入りこみ、スーッと広がって隙間から入っていくのが見えました。慌てて、テッシュで拭いたり、紙を差し込んで吸わせたりして対処しました。すごーく焦った。たぶん、筐体内までは到達しなかったと思うけど、パッドの端がうっすら青いままです。Watermanの”Serenity Blue”(静けさの青)というインクを使っています。

万年筆

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時計以外の古い物も直してみたい、と思ったので、BCLラジオに手を出したのですが、ひとつ大きな問題があることに気づきました。場所を食うのです。ICF-5800のように比較的コンパクトな機種でも、かなりの空間を占めます。何個も備蓄するのは難しい感じ。

そこで、試してみることにしたのが万年筆。手始めに、机の奥底にしまってあった古いパイロットをクリーニングしました。お湯につけたくらいではダメで、ニブをはずしてガビガビになったインク(?)を取り除いたり、超音波洗浄機に長時間かけたりしたら機能を取り戻しました。ペン先調整の仕方がまだよくわからないけど、とりあえず字が書けるようになりました。面白い。

中学生の頃にもらったシチズンの自動巻きをキレイにしたいと思ったのが時計レストアにハマったきっかけ……という話はもう書きましたよね。今回のパイロット万年筆も同時期にもらったものです。少し手をかければキレイになるんだから、どちらも良い物だったんでしょうな。

パパッと経験値を稼ぐため、その後ヤフオクで3本、落札しました。モンブラン2本、セーラー1本。どれもすぐインクは出るようになったものの、書き味はしっくりきません。こんなもの? それとも調整の余地あり? 状態の良い万年筆の書き味を知らないので判断できない。腕時計も万年筆も、日常的に使う習慣はなかったのです。直してみたいから使いだすなんて、本末転倒ですな。

レストアの基準が必要と考え、昨晩、新品の万年筆を注文しました。セーラーの『プロフィットスタンダード21中細』という製品。それが今日届いた。Amazonでの高い評価だけを当てに買ったのですが、これが凄かった。良い万年筆ってこんなに書きやすいんですね。スムーズに字を書く様子を形容するときに「さらさら」という言葉を使いますけど、まさにさらさらです。さらっさら。

上の写真はそのセーラーのニブ。美しい。材質は21金。だから柔らかいのかな。よくわかっていないながらも、良い万年筆の一例に触れることができたと思ってます。

セーラー万年筆 万年筆 プロフィットスタンダード21 中細 11-1521-320 ブラック

充電方式

smarts

いつの間にか似たような機械が集まってしまった……ということが皆さんにもあると思います。困りますね。

持っているスマートウオッチを並べてみたら、あることを再認識しました。やっぱり充電の面倒な機械は使わなくなりますな。上の写真で1個だけ電源が入ってないのがありますけど、それは裏面のゴムキャップを外してマイクロUSBケーブルを挿してやらないと充電できないSONY Smartwatch3です。もう随分長いあいだ電源を入れていない。面倒すぎ。他の時計はクレイドルかマグネットタイプの充電端子なので、すぐセットできます。

マグネット端子のPebble Time、クレイドルのMoto 360、マグネットの台になってるApple Watchの3つを比較すると、どれも一長一短ありますね。クレイドルが一番扱いやすく、マグネット端子のPebbleが一番邪魔にならないと思います(電池が持つので、そもそもあまり充電しなくて良いという話も)。Apple Watchは両者の中間かな。

Smartwatch3の充電が面倒すぎ、と言いましたが、汎用のUSBケーブルだけで充電できるのは、旅先や緊急時にはメリットかも。そのための機械として捉えると存在意義が見出せるかも。もういちどセットアップしようかな。でもその前に充電しないと……。